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佐藤勝人のブログ・一刀両断

戦略は間違っていないんだけど、戦術の部分で微差.誤差.大差があるわけです。

「時流」と「戦略」ですが
軍隊の「戦略」と「戦術」の定義は
「戦略」は長期的な目標で
目に見えないものであり
「戦術」は戦略実現のために取る
作戦で目に見えるものである
これは非常に現実的な定義
 
 
本部が考える「戦略」を実現させるために
打ち立てる一連の作戦を
しっかりと現場に理解させて
「戦術」として訓練された状態で
現場展開する必要があるのです
 
 
「戦術」として
現場に目に見える形で浸透させないと
一丸となったパワーにならないのです
 
 
では「時流」すなわち
10年先を見越した「戦略」を
現実に現場展開する為の
「戦術」に落とし込む必要があるのですが
多くの人が「戦略」=「戦術」と
錯覚しているのです
 
 
あの山本五十六は
「やってみせ、言って聞かせて、させて見て、
褒めてやらねば人は動かじ」
という名言を残していますが
 
 
「やってみせ」という形で「戦術」を
現場に目に見えるように教えることを示唆されています。
この「やってみせ」をどのように実践するかが
キーポイントなのです
 
 
プロジェクトチームで小さくトライアルする
この段階で、仲間に「やってみせ」で
理解させてコアの人材を育成する事が重要なのです
 
 
このコアの人材がその事業を「腑に落ちる」まで理解して
コンピテンシー(特徴的な特性)として
「事業」=「自分」となって邁進する状態にまで
育成する必要があるのです
 
 
こうして「事業」=「自分」となった人が
10年先を目指して 「壁」に何度もぶつかりながら克服して
「知識×経験×根性」の3拍子を鍛えていく事で
「本物の人材」となるのです
 
 
「時流」は10年先に向かう大きなトレンドなので
現時点では、単なる「気配」でしかないかもしれません
 
 
そういう覚束ない状態のトレンドのハシリを察知して
「イケルぞ!」と直感から「戦略」はスタートするのです
 
 
この覚束ない「戦略」を現実化するシナリオを描き
「とりあえず」主義で身近な目標からスタートするという
「戦術感」が重要なのです。
ヨロシク
 
戦略は本部が建てることであり
それを実現させるために「戦術」をシッカリ立てる

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この記事を書いたのは
佐藤勝人</br>Katsuhito Sato

佐藤勝人
Katsuhito Sato

日本販売促進研究所 代表取締役社長
サトーカメラ株式会社 代表取締役専務

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