佐藤勝人流 単品一番化戦略5つの法則
「佐藤勝人流 単品一番化戦略5つの法則」
⑴一番主義
利益を出そうと思えば
「利益=一番単品の数×総合化×主導権×一体化×末端責任」を強化すること
全てが密接に絡んでいるので
どこかが弱いとか
力を入れないものがあれば利益は出ない
先ずは一番単品がゼロだと何をかけ算してもゼロということ
一番主義とは何かで一番を目指して
何かで一番を持てれば
その一番単品以外のものまでも売れるが
一番単品を増やしていく事が事業永続に繋がる
⑵総合化主義
一番単品を作ったらグレードの総合化で深化を図る
「勝ち易きに勝つ」
認知度の高い商圏内で一番単品の全客層を狙うこと
それは10年後のマーケットが半減すると想定するならば
現状維持でシェアは2倍になり
現状の1.5倍の売上でシェアは3倍にもなる
一気にシェア拡大するチャンス
一番単品の品揃えグレード幅を広げる
客層グレード | マーケット規模 | 価格帯 |
下下グレード | 12% | 1 |
下グレード | 32% | 2〜2.9倍 |
中グレード | 34% | 3~3.9倍 |
上グレード | 17% | 4~5.5倍 |
上上グレード | 5% | 5.6倍以上 |
グレードとは客層のこと 一番単品のない総合化は失敗する
一番単品のない総合化はよろず屋となり
競合に包み込まれ売上が落ち利益が無くなる。
さらに単品を商品局面で捉えると
①新品 ②中古 ③修理 ④買取 ⑤レンタルという
グレードと商品局面の総合化で
さらに単品を深く捉えると利益が増える
⑶主導権主義
一番単品の流通経路の主導権を握る
①店頭販売(店舗)
②訪問販売(法人営業、外商)
③通信販売(EC、オンライン)
④配置販売(OCの設置)
⑤催事販売(年に4回イベントや会場に出向く)
流通経路を増やすことが顧客接点を増やすことになる
先ずは商圏内シェアを倍増させ
異常値=全国平均の2倍以上の販売で日本一を狙うこと
それが文化創造となる
文化とは商圏内の利用者であり消費量が圧倒的に多いこと
商圏人口の拡大、エリア拡大も視野に入れる。
⑷一体化主義
「企業理念M×経営ビジョンV×経営戦略S ×経営計画P×現場D」の
一体化による社内の活性化とヤル気が
更なる利益に対する意識と行動を変える
⑸合理化主義
大手は効率を求めて無人化に進んでいる「利益の最大化」へ
それに対し私たちは労働集約型ビジネスを極める有人化へと
人材を活かした合理的な「利益の最適化」を追求する