第１０８話　サトカメ流先制主義ココにあり！

何でもかんでも先にやればいいってモノじゃない。
何でもかんでも先に考えた奴が素晴らしいわけでもない。

うれしそうにまだ誰もやっていないんですよ！
まだ誰も気づいていないんですよ！

「日本で初めての店を考えている」とか・・
「世界で初めての方法でやってみたい」とか・・
「誰も思いつかないこ店をやって世間を驚かせたい」とか・・

確かにそういう発想はご立派です！！！！！！！！！
でかい夢を見て、
斬新なアイデアと、でかいプランと、
あなたの素晴らしさを自慢をするのも良いけれど・・
だからどうしたのよ？？？

学芸会の発表会ならそちらでやってくれ！！！！！！！！！！！！！

これがいわゆる経営の世界でいう
先制主義ということではないよ。

先制主義って
他の業界や他の地域で
圧倒的に成功した方法や方式を誰よりも早く
自分の業界、または、自分の地域に取り入れて
先手を取って実践することです。

つまり、もうすでに経験として多数の成功例があるんですよ。

結局はすでにあるモノを
再編集して、再プロデュースして,
落とし込むことで新しく作り上げるのです。

それだって自分自社に落とし込んで再編集し再プロデュースし、
そして他業界から他地域から持ってくれば
オリジナルっていうことになるんです。

我々が創造するって、
何も無いところから有を生み出し、
素晴らしいひらめきと感性で作り上げるものではないのです。

もちろんその素晴らしいひらめきや感性が欲しくて
修行している人もいますが・・

結局はすでによく売れている店の要素を
３つ４つと組み合わせて
新しい店を作り上げることに尽きると思う。

だから、経営戦略を展開するには
日本全国、世界各国の商売の成功例や失敗例を
見て、聞いて、読んで、体感し、研究し、経験し、実感し、
その他の業界や産業をどんどん広く見聞し続けなければならないのだと思います。

そして自分の業界又は自分の商圏に、
いち早く再編集して、再プロデュースして
落とし込み実践することが経営の世界で言う
先制主義じゃないのかなあ！

だから経営って夢や妄想を追うのではなく、
夢はリアルに見に行けばいいんです。
夢がリアルに見えるんですよ。

店という形となって夢の舞台が見えるのです。

だから店舗視察はたまらんのです。
毎日１日最低５店舗以上、
生活行動の中から無理なく
生活の一部として視察しています。

特に同じ商圏での成長店の他業種は勉強になりますね。

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