夜中、時代劇を何気に見ていたら
お代官様やお役人様に
賄賂を渡す商業者や商売人。
その汚い奴らはヒーローに懲らしめるのがお決まりだ!
現代の商売人として納得のいかない私は
それから商業者と商売人の歴史を調べてみた。
商業者や商売人とは
今から約1300年前、
奈良時代~平安時代~足利時代から明治時代まで
あのごく短期間の信長や秀吉の楽市楽座を除けば
商売は自由ではなかったらしい。
そんな中でも商業者や商売人は
地域の人達の生活を守り
地域独特の嗜好の人気商品を
何十年も売り続けることで文化を育てたのだと思う。
地域の人たちの暮らしを営むのに
必要な商品を提供する
さらにその商品を通して
地域の人たちの生活を
「元気・ハツラツ・楽しく・面白く」するのが
商業者であり商売人の仕事だとも思う。
その為には地域で生産者を探し
もし生産者がいなければ
全国で生産者を探す、
全国にもいなければ
世界でも生産者を探す。
最後は生産を依頼し作ってもらう。
創ることが出来ない場合は
共に考え
共同開発して
さらにより良い商品を
地域のお客様に提供しようとする。
これが商業者や商売人の
正当な文化であり歴史だったのだと感じた。
文化を創りニーズを捉えた
商業者や商売人は
地域の大衆を虜にした
一歩間違えれば
権力以上のものにも見えたんでしょうね。
確かに、時代時代の
政治権力者、軍事権力者に
賄賂を渡し役人達を誤魔化さなければ
大きな商売は出来なかったんでしょう。
この部分だけが時代劇では悪役として持てはやされる
商業者と商売人・・・
「お主も悪よのう・・・」
「一番悪いのはお役人様の方では・・・」
時代劇は商業者や商売人のイメージ、
ビジネスで稼ぐことを・・悪にしちゃったね・・!
時代劇って役人や殿様又は
町人が主役だからしょうがないが
見る視点を変えると
賄賂を渡さなければならない
事情があったんですね。
現在ほど自由にビジネスを立ち上げたり
自由にビジネスが出来る環境もないですよね。
いつの間にか商業者や商売人は
単なる商品配給業者、
ブローカー、取次業者に
成り下がってしまった・・・
生活者のニーズを供給してきたという
社会的任務が果たせなくなってきている会社が多い・・
時代の流れと大資本に流され
資本力で支配しようとする企業
資本主義時代の宿命であると諦める
商業者と商売人・・
チョッと待った!
どこを見ている商業者・商売人!
新聞の読みすぎ!
地域の人達の生活を守り
地域独特の嗜好の人気商品を
何十年も売り続けることで
我々は文化を育てて来たのでしょう。
地域の人たちの暮らしを営むのに
必要な商品を提供する
さらにその商品を通して
地域の人たちの生活を
「元気・ハツラツ・楽しく・面白く」するのが
商業者であり商売人の仕事だよね!
これと資本の大小は比例しません!
「第98話 時代劇で「お主も悪よのう・・・」に学ぶ!?」への5件のフィードバック
SECRET: 0
PASS:
現代の商売(ビジネス)には制約がないということは、可能性の制約もないということですね!!
ダイナミックにアクションをおこすにはもってこいだ!
僕はもっと、度胸を付けないと・・・・・です。
SECRET: 0
PASS:
(^^)こーえつさんありがとうございます。
度胸って何だ?
失敗の数だけ勉強して
失敗を跳ね退けた数だけ度胸が付くのかなあ。
SECRET: 0
PASS:
佐藤さん、度々アドバイスありがとうございますm(_ _)m
度胸とは???
佐藤さんのお言葉どおりいくと、ぼくにはまだその『失敗を跳ね退けた数』がたりないのですね。
とゆーことは、ごちゃごちゃ考えずに決断し実行するのみ!!
SECRET: 0
PASS:
世界の商業都市の歴史を見ても庶民の自由発想の中で商業は発展したようですね。
だのに、私の頭の中は「カツチンコ」で自由な発想ができなくなっていますね。(ーー;)
今日はmore先生の講義の「ビジネスプラン作成」であは悪戦苦闘しておりました。
SECRET: 0
PASS:
(^^)シルバーラビットさんありがとうございます。
それもシルラビさんなりの自由な発想ですよ。
周りと比べないで過去の自分と比べてください。
かなり発想が自由になってるでしょう?