第９７話　新しい可能性を見つけてもらう！

毎週金曜日は午後３時から午後６時３０分は
ＣＲＴ栃木放送のパワーアップレディオだ！
その中でも午後３時から午後５時の２時間に
コメンテーターというか！？
パーソナリティーというか！？

昨日は、朝、新聞のラジオ番組みもチャックしてみた。

なんと番組欄には

佐藤勝人
カリスマ経営コンサルタントの選んだ
JＰＯＰの名曲は？

という見出しが・・・・・・・・

ハアッ？

店のＰＯＰじゃないよね・・
商品のPOPじゃないよね・・

歌のＰＯＰだよね・・・

マッ、マジで？

基本的に私は
お客さんが望んでいるなら
喜んでくれるなら
何でもやる男ですが。

それなら、それなら、
この時間帯のリスナーのターゲットは
今までは５０代６０代が中心だった・・

そこを一気に素人の新キャラ佐藤勝人を使って
新規の３０代４０代リスナーを取り込もう
というディレクターの大胆な戦略だった！

新規の３０代、４０代に
今までの５０代、６０代のリスナーから
商店経営者までも網羅するために
経営相談まである番組だが・・

方向性さえわかれば言葉なんて要らない
ディレクターの気持ちなんて
イチイチ確認なんかしなくったって
彼の凄さは良く分かる。
番組の見出しだけで充分察しできます。
そうとなれば喜んで何でもやりますよ！！

さて選曲だ、選曲だ！
とりあえずＡＭアナログ放送であるがゆえの
欠点を充分に長所に切り替えようではないか。

アナログ放送世代最後の
３０代４０代！

青春時代は
最後のラジオ世代
深夜放送世代
Ａ面、Ｂ面、ＬＰ、シングル時代の
往年の７０年代、
８０年代前半までのロックを５曲セレクトした！

１発目はいきなり
RCサクセションの「雨上がりの夜空に」

２発目は
キャロルの「ファンキーモンキーベイビー」

３発目は
チェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」

４発目は
サザンオールスターズの「勝手にシンドバット」

最後に
矢沢永吉の「アイラブユーOK」で締めくくる

アナログ放送で流れる
このメロディーが妙にマッチする・・・
中学生高校生の頃を思い出す・・・

ラジオに聞き入り
ラジオから流れる曲に心奪われ・・・・夢を見た・・。
まあ３曲目と４曲目はテレビの露出になるが・・
昔はテレビに出てくれないスターが多かった・・・
だから、ラジオを聞き入るしかなかった・・・

あのガキの頃、栃木放送を聞き入ってた私は・・・
当時の憧れのスタジオにいる・・・

何やってんだ俺！？

商売はエキサイティングにダイナミックに！

何でも相手に乗る、乗る！

相手を受け入れ、
相手に乗って
新しい自分を見つけ出す。

新しい可能性を見つけてもらう。

自分に凝り固まると乗りが悪くなる。

乗りが悪いと相手は寄ってこない。

相手が寄ってこないと
新しい可能性は見つけてもらえない。

自分だけでは新しい可能性は永遠に見つけ出せないのだ。

その夜、

家に帰ったらママに怒られた・・・
なぜ今日の番組に「ユーミンの曲」とか
女性シンガーを１人も入れないんだって・・
男のミュージシャンばかりじゃない・・・

アラッ？気づかなかった・・・

まだまだ
自分に凝り固まっている佐藤勝人でした。