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第8話 評価は不平等だから楽しいのだ!

世の中、社会は評価型、自分の評価は他人がする。

いつのまにか、自分の評価を自分がするからおかしくなるわけで、
それは誰だって自分が一番かわいい、
だから自分に甘い点数をつけたがるのも充分わかる。

その中でも、唯一、学生時代だけは
自分の評価を自分ですることができる。
試験があり、検定があり、テストがある!

しかし、面白いもので、どこの世界でも同じだが、
例え評価は平等だと感じたとしても、
評価を受けた自分は、自分が付けた自己評価よりも低く感じたら
評価した相手や審判や審査員に平等に評価してくれと責めたがるものだ!
この評価は平等ではない、偏っている。って、普通はいいやがる。

審査員だって審判だって結局
自分がいくら正しいと言っても
そのジャッジを評価するのは、また、他人だ!

だから、唯一、平等なのが試験であり、検定であり、テストってことになるよね。

しかし、よく考えてみてよ
この世界で、唯一の平等って言うことは、

そんな平等は、社会では役に立たないってことじゃないのかなあ・・・・・・・・・・。

不平等に評価するのが社会なのだから、
不平等の中でも評価を得る奴が面白い奴なのだと思うよ。

だから昨日の高校2年硬式野球部「ゆうじ」の話になるが、
高校入試もわざわざ自分で自分を評価する平等な試験を受けさせずに、
日頃の「ゆうじ」を色々な角度から色々な方々が
学力も含めて世の中の不平等な評価を受けて通過することで
評価型の学校特別推薦をもらうことの価値を教え説いたのだ!

もちろん、将来の大学入試も自分で自分を評価する平等な試験を受けさせずに、
日頃の「ゆうじ」を色々な角度から色々な方々達が、
もちろん学力も含め
価値ある不平等な評価を充分に受けて通過すること。
その中で、学校特別推薦をもらうことが
いかにこれからの人生で価値があり重要であるのかを教え説いた。

それを知ったから、
その中から生まれたのが
あの、「ゆうじ」が決めた高校生活の行動指針へ行き着いたのだと思う。

結局は、評価に平等なんていうものは無い、
と、いうことを「オヤジ」として実践の中から教えてあげたかったのだ!

そして、全ての評価は不平等であることを知ると、実にこれが楽しいのだ!(^^)

先日のボクシングの世界タイトルマッチの判定結果騒ぎを見て
メディアが一斉して、判定・評価の不平等を訴えていやがる。

評価は他人がする、評価は元々不平等である。

そんなもん、サッカーだろうが野球だろうがなんだろうが同じだよ、
アウエーよりホームのほうが強いでしょう!

写真だって、書道だって、陶芸だって、芸術だって、
音楽だって、文芸だって、なんだって
不平等な審査員の評価の中でみんな勝ち抜いていくんですよ。

審査員が変われば、それこそ、評価だって全然変わるものなのです。

強いて言うならば、評価を受ける、審査を受ける
タイミングだけは平等なんだね!

世の中、

すべての評価が不平等だから
私みたいな不良少年だって後からノコノコ出てきて社会で活躍できるんだよね!(^^)

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この記事を書いたのは
佐藤勝人</br>Katsuhito Sato

佐藤勝人
Katsuhito Sato

日本販売促進研究所 代表取締役社長
サトーカメラ株式会社 代表取締役専務

「第8話 評価は不平等だから楽しいのだ!」への2件のフィードバック

  1. シルバーラビット

    SECRET: 0
    PASS:
    難しい「平等」「評価」こついて身近なテーマを通してこうもスッキリ語られると少々目まいを感じます。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    佐藤さん。
    順調に書き込み続いていますねー。「more中毒」から当分は「一刀両断中毒」ですね(^o^)丿
    いい切れ味です。
    「moreなひとりごと」が今日の佐藤さんの原型になっていること忘れんどいてねー(^^ゞ。

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