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第726話 サトーカメラはお盆商戦真っ只中!

カメラ業界全国で1兆円産業がこの10年で3分の1に縮小

カメラ業界全国で1万店舗がこの10年で3分の1に縮小

カメラ業界という業界が要らなくなったから

斜陽産業になったのではない。

しかし、今までのカメラ屋さん写真屋さんという業種業態が

社会的に基盤をなくしている理由もあります。

一般の経済学者が言うように

上位のカメラ専門チェーンや写真専門チェーンが

こぞって倒産したから

もはやカメラ専門店や写真専門店の時代は

終わったと考えたとしても

的は外れていません。

しかし、生活のニーズが無くなったわけではありません。

今までのニーズに対して

応える商売が世の中では必要なくなったというだけ。

お客様が求める

カメラや写真に対するニーズの中身内容が

時代と共に変わったのです。

上位のカメラ専門チェーンや写真専門チェーンが

こぞって倒産したのは

お互いに横並びの競合との競争に明け暮れ

変化するお客様のニーズを見失い

対応することが出来なかったせいだと思います。

家電量販店が当たり前のように品揃えし取り入れ始めてくると

独自性や自己の差別化を希薄にさせてしまい

自ら存在価値を失っていったのです。

ところが我がサトカメは

カメラや写真の品揃えと安さにサービスだけを売り物にしない

家電量販店の大型化した品揃えに深夜営業に年中無休

お買い物ポイントに保証制度が一般化し

それだけに頼っていては自己差別化は不可能だと気づきました。

だからずっと前に我々は卒業して

時代の変化の中でお客様が求める新しいサービス、

新しい価値とは何かということから

「想い出をキレイに一生残すために」というキーワードを元に

仮説を立て検証をもって商品の開発やサービスの売り方の開発に

徹底的に立ち向かいました。

また、新しい価値を創造するために

インフラの創造と開発と進化に

自己革新を実践し続けています。

倒産したカメラ専門チェーンや写真専門チェーンは

カメラ屋さん写真屋さんの時代から

業界から一歩も出ない

シーラカンスのような存在になってしまったということです。

業種業態がダメになったのではなく

個々の企業の変化対応力の欠落が倒産を招いたわけで

この業界はもうダメだということではないんです。

自らの存在価値は何かを追求していけば必ず道が開けるのです。

「想い出をキレイに一生残すために」

追求し続ける

サトーカメラ

ヨロシク

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この記事を書いたのは
佐藤勝人</br>Katsuhito Sato

佐藤勝人
Katsuhito Sato

日本販売促進研究所 代表取締役社長
サトーカメラ株式会社 代表取締役専務

「第726話 サトーカメラはお盆商戦真っ只中!」への3件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
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    ありがとうございます!

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    各店で

    ヨロシク

    今日はサトーカメラ ロックタウン佐野店に出没します(笑)

  2. SECRET: 0
    PASS:
    靴業界も同じでございます。
    業界の売り上げは減っていますが、
    みんなが靴を履かなくなったわけじゃない。
    スニーカー(スポーツ業界)お洒落な靴(アパレル業界)にお金が流れただけ。
    今まで通りのやり方では、
    機能性を追求したスニーカーや、お洒落度を追求したアパレルに勝てるわけがありません。
    靴を売るんじゃなく、快適な靴で遠くまで出かけていただくという「体験」「価値」を提供することで、
    お客様に求められるお店になってゆこうと思っております。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    ペイイチさん ありがとうございます!

    さすが!国立の「一歩堂」

    ヨロシク

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