第６１５話　なぜイキイキ仕事をしているのですか？

なぜサトカメの若い１０代２０代の子達は

イキイキ仕事をしているのですか？

私の店の特に１０代２０代の子達は

やる気が無いというか・・・。

という質問を頂きました。

私が思うに

オヤジさん連中よりずっと素直な

１０代２０代の子達は

大人の言っている事と

実際にやっていることの違いに矛盾を感じ

嫌気を感じ

しかし、大人には逆らえず

逆らえば正論の応酬で論破され

それでは反論もできず

口の達者なご機嫌とりの

調子の良い奴だけが

なんだか褒められ

可愛がられ

そんな矛盾に

どうして良いのかわからずに

社会にでて時間が経つにつれ

どうせやっても変わらないなら

やらないほうがいいやというように、

どんどんやる気が無くなってくるのも

当然だと思います。

私が思うに

学校教育にも問題があって

正論一辺倒だけを学んできたからかなぁ？って

感じます。

だって、社会では

もちろん正論もあれば

邪論もあれば極論もあれば

インチキもあれば

イカサマも当たり前のように何でもあり、

混在しているから社会なのです。

しかし、

たとえば

学校では、いじめは禁止といいます。

いじめた奴が悪いと言います。

そして「いじめを無くそう」と言い

大人は子供達に無理やり正論を押し付けます。

正論以上に正しいことはありません。

正論を言われたら返す言葉はありません。

だから、どんどん陰湿になってくるのでしょうね。

しかし、私達大人社会では

大人同士のいじめ、いじめられ、

なんていうのは、

いくつになっても

昔から当たり前のように存在していますよね？

だから社会では自分達は自分達なりに

いじめられた方も

それらすべてを受け入れながらも

前向きに生きる方法考えるんですよね。

学校では「いじめた奴が悪い」というだけの

正論の一辺倒で

いじめ撲滅を謳い

いじめる奴を無くし

いじめられた方を守ろうとするが

社会では無くそうという奴もいなければ

守ってくれる人なんかいないんですよ。

自分は自分で戦い自分で守り

自分達は仲間を作って仲間と戦い仲間と守る

そして相手を思いやる考えが生まれてくる。

本音で言うなら社会では

いじめられた方や、

いじめる方なんていうのは

大なり小なり日常茶飯事にあることを

キチンと教えるべきだと思いますよ。

資本主義社会である以上

私達の商売だってそうですよ

大が中小をいじめているわけですよ、

だから中小も戦いお互い切磋琢磨する

それが社会なのですから。

いじめ撲滅ということは

大手撲滅って言っているのと同じですよ

そんなバカな話は無いでしょう？

資本主義社会とは

当然「競争社会＝いじめ社会？」であることを教えながら

蹴落とす戦いだけではなく

切磋琢磨する戦いもあることを

教えるべきなのでしょうね。

このような事実を根底から教えてあげると

素直な彼らは吹っ切れた顔しますよ。

だって、社会では

もちろん正論もあれば

邪論もあれば極論もあれば

インチキもあれば

イカサマも当たり前のように何でもあり、

混在しています。

私達は宗教家ではないので

その社会を受け入れ味わいながら

私達は理論と実践を一致させること

言っていることと、やってることの一致を目指すことが

子供達にも大切なことなのだと思いますね。