昨日、同文館出版社にて
この秋刊行予定の佐藤勝人の著書の
第3回目の最終取材が行なわれました。
聞き手は宮西ナオ子さん。
インタビューは同文館出版社の会議室にて
昼食を挟み約4時間に渡って行なわれました。
元ネタとして、この佐藤勝人の経営一刀両断ブログがあるのですが、
同文館出版公式ブログ
ビジネス書出版までの道でお馴染みの
ビジネス書界の日本一の必殺編集人
鬼の古市達彦ビジネス書編集部長様曰く
ただそのまま本にするのはあまりにも芸が無いということで、
それぞれの話にもっと詳しく解説を加え
理論立てして書籍化しようという目論みです。
そのためのプロジェクトチームが動き出し
想像以上に面白くなりそうです。
そして本日取材中に気づかされたこと!
パレート法則を佐藤勝人流に組織に落とし込んだ時の
構図を書き出した時でした。
①10%の黙っていても自ら考えて動く人間
②20%の言われれば動く人間
③30%のどちらともいえない人間
④40%の言われてもやらない人間
大手企業は上位①の10%の人間の採用の取り合いのために
そして最悪でも②の20%の言われれば動く人間を業務作業で雇います。
そのために企業価値を上げながら
いわゆる①の「優秀な人間」を獲得しようとします。
そして現在蔓延ってしまった④の40%の排除を徹底します!
もちろんプロの集団ですから
プロ野球の構図と同じですよね。
それとサトカメも含めて我々地方の中小企業には
このような①②の上位30%の人間は中々顔も見せてくれなければ
私達と会ってもくれません。
何を勘違いしているのか?
自分を過大評価するガキども・・・
私に言わせればそんな素晴らしい?人達なんて
どうでも良いんです。
ということは
中小企業は残りの70%の
③どちらともいえない人間と
④の言われてもやらない人間を相手に
教育しなければならないことに気づけば良いんです。
ちなみに大手企業の教育時間の
平均は1年間で12時間
だからサトカメは優秀な人を優秀に育てる育て方に見習わず
店長レベルで1年間で360時間
副店長レベルで1年間で240時間
一般レベルで1年間120時間の教育を与えるようにしています。
そんなことを15年も続けていわかったことは
③のどちらともいえない人間でも
④の言われてもやらない人間でも
①の黙っていても自ら考え動く人間にまで
一緒になって本人の個性を引き出すことが出来れば
充分教育できることを知りました。
それは経営としての遠回りではなく
経営者としても人材を育てる
広さと深さを得ることが出来ました。
そして彼らは最初から優秀だった人よりも
大多数である③と④70%の人の気持ちがわかる
=大多数の弱い人の気持ちがわかる
=大多数のお客様の気持ちがわかる
企業側の理論(強い者の目線)よりも
お客様の目線(弱い者の目線)に立てる
部長や店長に育ってきていると思います。
そんな彼らにも今後、
執筆の機会を持たせようと考えています。
すでに流通業の月刊誌「商業界」では佐藤勝人に続いて
宇都宮 本店の湯沢裕徳店長兼グループマネージャー
宇都宮岩曽店の吉羽 誠店長兼グループマネージャー
宇都宮細谷店の竹原賢治店長兼グループマネージャー
大田原浅香店の北条信宏店長兼グループマネージャーは
常連執筆者として名を連ねています。
近い将来サトカメ流ビジネス書を書いてもらおうと考えています。
サトカメ流がビジネス書コーナーに並ぶのも良いですね。
ちなみに私も10代20代前半までは
④の言われてもやらない人間でした。
自分も辿ってきたから
大多数の④40%③30%②20%の人の気持ちがわかるんです。
だからみなさんも諦めるのはまだ早い!
育てることに命がけですか?
お客様に命がけですか?
自分に命がけですか?
「第307話 同文館出版 ビジネス書出版までの道!」への5件のフィードバック
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今日は奈良で
某大手スポーツ用品メーカ様主催
関西エリア会の総会での講演です。
懇親会も含め奈良泊まりの予定!
明日朝一番で鹿児島商工会議所様へGOです!
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佐藤様
今晩は!
お疲れさまです。
人材育成の大切をあらためて教えて頂きました。
秋の新刊発売が楽しみです。
ありがとうございました。
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シルバーラビットさんありがとうございます!
秋の新刊ヨロシク!
そして現行の3冊もヨロシク!
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コメント遅れてしまいましたが、火曜はありがとうございました!
インタビュー中は「なるほど」とか「その通り!」と感じたお言葉がたくさんありました。
ブログ読者の皆さまには特に読んでいただきたい本になりそうです。
「知っている(と思っている)」ことと「説明できる」ことには大きな差があるな、と考えていたところだったので、「自分が知っていることを言語化して人に教えられるようにすることが大切」という話のところで大きく頷いてしまいました。
発行を楽しみにしています! よろしくお願いします(^^)
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古市の部下さんありがとうございます!
言語化するのも行動であり実践なんです。
ヨロシク!