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今を時めく躍進企業
３０代の社長さんは
奥さんと２歳の息子との３人暮らし
思わぬところでこんな相談を受けた
「３０代の社長談」
一般的には
奥さんに代わって主夫もやらなければ・・・
子供のために家に居てあげて子育てを・・・と
周りの先輩経営者は
仕事中心の私に注意をするんです
迷っています
本当にそれでいいのでしょうか？
「佐藤勝人談」
確かに一般論ではそういうよね
そう言わないと世の中の女性に顰蹙買いそうだしね
佐藤勝人流の子育て論から言ったら
そんな一般論ではバカしか育たない
ようは世間知らずの
お坊ちゃんに育つだけでしょう？
そんな普通の話なんか鵜呑みにしていたらダメだ
簡単に言うならば
子供は母親で育つ
父親がいつも一緒にいる必要は無い
父親の役目は節目節目だけで充分
子供が欲しいのは
母親の母性の愛情（やさしさ・思いやる心・守り・正しさ）
父親に求めるのは
父性の愛情（厳しさ・自助努力・攻め・寛大）
そんな父親が主夫？
奥さんと２人して母親を演じているから
甘っちょろいガキばかりが育つんだよ
ならば
仕事で成功すると家庭は崩壊するという
バカげた事を言う人間もいるが
それもおかしなもので
仕事が忙しいから
父親は家庭にいないから
家庭が崩壊したなんていう人間を
日本全国何万人という経営者に会っているが
俺は見たことも会った事も無い
仕事が忙しいから家庭崩壊なんていう
経営者の家庭は
現実的には殆ど無い
ならばどういうこと？
それは仕事が忙しいんじゃない
下品な経営者は仕事で稼ぐと
酒と女とお遊びに溺れてしまい
それが忙しいだけなのさ
それを仕事と偽って
会社の金で飲み明かして
愛人つくってはご満悦
確かに戦前まではそれが男の証だった
甲斐性のあるダンナ衆は
奥様以外の女性を面倒見るのが当たり前だった
戦後はガラリと変わって欧米型になり
日本古来の一夫多妻的な形から
一夫一婦制に変わっていったわけだ
話しが反れたが
何度も言うが
仕事が忙しいから家庭崩壊なんていう家庭は
現実的には殆ど無いということ
仕事ではなく
女と酒とお遊びに溺れてしまい
それが忙しいだけ
それが原因で
奥さんはコミュニケーション不足とストレスを溜めて
子供に対する母親の母性の愛情
（やさしさ・思いやる心・守り・正しさ）が薄れ
子供にやさしさを教えるはずが厳しさを教え
思いやる心を教えるはずが父親を妬み憎み
守りが攻撃的になり
正しさを忘れ子供にストレスをぶつけてしまうだけ
終いには「お父さんのようになっちゃダメ」と
教育するわけです
子供は純粋にお父さんを
強さの象徴として人間として尊敬したいのに
いつのまにかお母さんの敵になってしまうのだ
だから本当に仕事が忙しくて
家庭が崩壊した経営者なんて
見たことが無い
本当に仕事が忙しかったら
家族は基本的に応援してくれます
またいくら忙しくても
父親も電話の１本や
メールの一本ぐらいは入れられるはず
それだけでも十分なんだ
早く家に帰って
子供と一緒にいるだけが
いい父親だと思ったら大間違い
家でくすぶっている父親より
仕事で活躍し輝いている父親を
家族はみんな求めている
子供も家族もそんな強い父親像を尊敬したいのさ
それが男という人間なんだ
母親の役割と父親の役割を間違えちゃダメだ
結局は男がしっかり働かないから
男がしっかり勉強しないから
男がだらしないから
家庭が崩壊しているだけ
奥さんに代わって主夫をやることが解決策でも
子供のために家に居てあげて
子供の成長を見守ることが子育てでもない
子供のために家族のために
男は父親として一生懸命働いて
子供に家族に尊敬されること
それが父親の役割です
最後にどうしても君が
子供とコミュニケーションが足りないと感じたら
父親が子供に合わせることはない
父親を中心に子供に合わせさせろ
父親の仕事が忙しいせいで
家族がダメになるのではない
父親の仕事が忙しいことを憎むこと無かれ
父親の仕事があるから
家族があることを教えてあげなさい
父親の仕事が忙しいから
家族が幸せであることを教えてあげてください
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