昔の経営者はよくこういうことを言っていた
「あなたの会社に社員がいれば
その社員だけではない
その社員の家族も面倒見ているのだ」っと
もっともらしい話だが
責任の重大さと
戒めのつもりだろうが
そういう考えは
終身雇用時代の名残りであり
「社長に食わせてもらっている」
「社長が食わせてやっている」という
発想になりがち
あくまでも昔の製造業的な論法だと
俺は思っている
また我ら商業の世界に置き換えれば
それはチョッとあまりに勘違いな
エゴ的な発想になっちまうものだ
われわれは労働者やサラリーマンや
子分を育てているわけじゃないんだ
商人とは基本的に芸人や
プロスポーツ選手と同じ
商人各人は個人事業主と同じ
その各人が自立したプロの集合体が
会社であり店であり
だからオーナーや社長や親分に
食わせてもらっているのではない
サトカメというチームに所属し
チームの考え方に共鳴し
今は心を共にして一緒に戦っている仲間だ
先日のブログでも離職率という話を書いたが
今の時代に離職率の高低なんていう議論は意味ない
いくら離職率が低かったとしても
そんな烏合の衆の集団じゃダメだ
サトカメだってこの２４年間で約８００名雇って
６００名以上は辞めている
そして現在１５０名のアソシエイトが活躍している
これだって単純に平均で割ると
毎年新卒と中途採用で約３３名雇って
そのうちの毎年約６名が残っている計算になる
成長・育成・発展をしている会社では
素晴らしい数値であり
共通して言えるのは
「多産多死」が当たり前だということ
要は「少産少死」の会社というのは
極論だが発展性も成長もないということだ
だからと言って
辞めていった６５０名だって
サトカメの経験を生かして
他社で活躍している人間もたくさんいる
中には専門学校の就職部長になって
学生たちに進路指導している人間もいる
私だってうれしいし誇りに思っている仲間だ
私は夢ある若者を
手懐けて飼い殺しするつもりはない
こんな田舎に縛り付けておく気もない
どんどん世界へ他業界へ巣立って行けばいいじゃん
もちろん我々だって
今で満足しているわけではない
さらなる発展と成長と育成を
ゴチャゴチャグチャグチャと
毎日毎日繰り返し続けるから
自立した商人を育て
その中から一緒に戦ってくれる同志が自然発生し
そんな彼らと共に新たなマーケットをこじ開け
業界を変え
世界を変えて行くんだ
だから責任に大小無し同等
みんな自分と家族とお客さんのために
頑張ってるんだわ
今日から
山口＝明石＝神戸＝和歌山＝浜松＝岐阜＝名古屋＝東京
７泊８日国内連戦遠征行ってきます！
ヨロシク
「佐藤勝人語録７２８」
責任に大小無し
みんな自分の役割に於いて
責任を持って生きているのさ
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