何でもそうだが、でっかい奴が有利に思えて、小さい奴が不利に思える時がある。
そんなことは無いと思っていてもでっかい奴が来るとビビるものです。
我々の競争社会ではボクシングや柔道のように階級が無い、
無差別級で戦うのが常だ!
知らず知らずのうちに、でっかい奴のマネをしてしまいがちです。
それが、自分を見失う原因だと思います。
そんな我が家の中学3年の娘「なっち」は部活でテニスをやっている。
テニス部の中でも一番ちびっ子で、一番ひ弱な、「なっち」だ!
そんな、「なっち」が春の大会に続いて
2大会連続宇都宮地区大会250組中ベスト16を達成!
母校テニス部初の快挙、ベスト16を2回もやり遂げた!
「なっち」の試合は1回戦から誰が見ても相手選手の方が
でっかく、大きく、パワーもある、誰が見ても相手の方が強い。
それでも、試合は「なっち」が勝つ!
相手の渾身のパワーレシーブを返す、「なっち」。
もちろん返すのがやっとだ!
しかし、ここで「なっち」の戦略が光る。
相手のウイークポイント目がけて野球のポテンヒットのように落とす。
「なっち」より強い相手はムキになり
「なっち」目がけて更に渾身のパワーレシーブを打ち返す。
この結果、走りまわされている相手、
ムキになって打ち返す渾身のパワーレシーブのおかげでヘロヘロ!
誰が見ても相手のほうが強い、パワーもある。
負けた相手は言う「弱い奴に負けた!運が悪かった!」
そして、励ます「勝ってた試合でしたよ!そういうときもありますよ!」だって。
「なっち」に聞いた!
「なっち」はチビッ子だし、力も無いし、あんな力強いパワーレシーブ
いくら練習したって無理なの知ってるも~ん。
だから、正確に打ち返す練習だけはしたよ~!だって。
そして最後に一言、
「なっちにしか出来ない勝つ方法を考えたんだ!」だって。
経営戦略として充分学べた「なっち」の発言だった。
「第2話 経営戦略として充分学べた「なっち」の発言!」への1件のフィードバック
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佐藤さんの著書によく出てくる「ランチェスター」について知りたいと思い
目下一生懸命読んでおります。「ランチェスター弱者必勝の戦略」はとても教えられることが多くあります。実はサラリーマン時代教養として読みましたが今は自分の立場を改善したい一心で読んでます。