第７７３話　母校宇都宮市立旭中学校創立６０周年記念式典の基調講演を受諾（笑）

佐藤勝人の我が母校での講演

栃木県立宇都宮商業高等学校では

創立１０２周年記念式典という

光栄なる基調講演を４年前にやらせていただきました。

それがきっかけで私の忌々しい過去も吹っ切れ（笑）

先生達とは意気投合！

我が息子ゆうじも入学させた誇り高き素晴らしい愛する母校でした。

息子共々先生達には本当にお世話になりました。

そして来週の１０月８日（水）は

我が母校、宇都宮市立旭中学校創立６０周年記念式典

栃木県庁前の栃木県総合文化センターで

全校生徒を集めての基調講演が開催されます。

もちろん佐藤勝人は「演題無し」のフリースタイルです（笑）

会場には全校生徒、中学１年生から３年生の生徒達と先生と

約５００名の顔を見て

その時の乗りで話そうと思っています。

我が宇都宮市立旭中学校は

佐藤勝人をはじめ大学生の息子ゆうじも高校生の娘なっちも卒業した愛する母校。

そして、私が中学１年の夏休みで学校勉強を一切辞めさせてもらった

けじめをつけさせてくれた場所（笑）

著書「チラシで攻めてチラシで勝つ」（同文舘出版）には

この時のことが紹介されています。

そして、私が中学２年の時、

夢も希望もやる気も無い佐藤勝人は生きていてもしょうがないから

「面倒くさいから死んでみようかなぁ～、自殺でもしようかなぁ～」と思って

試験をサボって学校に行かずに

ビルの１０階に上り非常階段から下を見て

「さて飛び降りようか～」って思った瞬間

まだ大人を経験していない俺、

もしかしたら将来なんか楽しそうなことがあるんじゃないのか？って

脳にひらめいたその瞬間「心の底でニコっと笑えた」

その時の希望の感覚を大切にして

そのまま、飛び降りることを辞めて学校に戻ったら

先生達は私を見つけて

狂ったように怒鳴り「佐藤！どこへ行っていた！」と問い詰め

あまりにも尋問がしつこいから「病院に行っていました！」って適当に答えたら

わざわざ病院にまで何度も何度も電話をして証拠を確認している先生達。

俺はたった今、死ぬ間際で引き返してきた男なのに

その男を捕まえて「試験サボってどこへ行っていたのか！」って問い詰め

証拠探しにあちこち電話をしている大人たちが

人間としてやたらと小さく感じた瞬間でもあった。

そして中学３年、

我が校学年トップの優等生A君が体育の授業中にウンコを漏らしたので

子供心にからかったら、子供心じゃなくても、

幼稚園児じゃないんだ中学３年生だ

いくら優等生でも授業中にウンコ漏らしたら大人だってからかいたくなるだろう？

その優等生Ａ君は「いじめが辛いので転校する！」と

ＰＴＡ会長の親に言いつけ

それで先生達は大慌て

先生達はいじめの張本人を佐藤勝人ひとりに絞込み

宿直室へ呼び出し

カーテンを閉めて十数名の先生達に袋叩きにされ

そして先生達にこう罵られた

「テメーコノヤロウ！優等生のＡ君は我が校の宝なんだ、

　栃木県でも成績がトップなんだ、お前の数１００倍も素晴らしい人間なんだ、

　頼むからお前みたいなバカなロクデナシが転校してくれ！」って言われて

子供心に、「ごもっともだよな、大人も必死だな～」って納得させられ

「社会の常識って怖えな～、資本主義社会って怖えなぁ～」って

身を持って体感した瞬間でした（笑）

さらに進学の時には担任の先生から

我が校からは誰も進学したことが無いという

某私立高校へ進学することを進められる。

「なぜですか？」って聴いたら

先生は「以前、俺の教え子には、あのサザンオールスターズのＢ君がいるんだ、

彼にもその当時、変な奴だったので某私立高校へ行かせたら

ああなったんだよ！お前も同じく変わっているからそこへ行け！」

その先生のありがたいお言葉を鵜呑みにして

それならばと思って受験をしたら見事に落ちちゃいました（笑）

これと言って

そんなによい想い出が無い

我が母校、宇都宮市立旭中学校（笑）

もちろん当時の先生達は既にみんな引退しています。

数年前その当時を知っていた先生が私に

「あの当時は学校すべてが狂っていた、佐藤さんには悪いことした」って

深々と頭を下げて謝ってくれた。

もちろん佐藤勝人自身にとっては３０年前の話なので

今となってはすべてが勲章であり笑い話ですから（笑）

その経験が今の人生に生きているわけですから（笑）

それより、母校の卒業生はすでに２万人は超えている。

それでも記念すべき節目の創立６０周年記念式典の基調講演に

並み居る先輩方々を押しのけ

この若さでありがたくご指名いただいた佐藤勝人

本当にありがとうございます。

ちなみに当日は何を言い出すかわかりませんよ（笑）

その時はヨロシク。