第５２１話　老舗会社様の若旦那様からのご依頼です！

老舗会社様の若旦那様からのご依頼です。

古株の幹部様や部長様が

何も考えもしない・・

仕事もしない・・

ただ昔のまま・・・

ただの繰り返し・・・

ただ単純に昔からそうだったからというだけ・・・

考えない無能集団？

社長の親父の前では

みんな動いているように見せて

親父が出かけていない時は

なんも動かない・・

どんどん業績が悪化しているというのに

みんなで時代背景や

経済環境のせいにして

会社の看板に

ぶらさがりっぱなし・・・

いくら私が改革を掲げても

みんなに反対されるだけ。

父親社長の一人が殿様で

みんなは金魚の糞みたい

親父も部下の話は一切聞かない独断ぶり！

完全に裸の殿様だ！

もうイラ、イラ、イラ、イラが募って溜まって

私は、うつ病寸前です・・・

若旦那の私はどうしたらよいでしょうか？

佐藤勝人「ハハハハハハハ～」（笑）

佐藤勝人「みんなどこの会社でも普通そうだよ

　　　　　　　心配するなよ！考えすぎ！」

若旦那様「佐藤さんの会社は違うじゃないですか？」

佐藤勝人「何言ってんの、やっと、ここ最近だよ！

　　　　　　少しずつみんなが自立できるようになったのは！

　　　　　　丸々５年かかったよね！」

若旦那様「それではどうすればいいのですか？」

佐藤勝人「慌てること無かれ、味わえば良いのさ味わえば。

　　　　　　　君がいくらわめいても何も変わりやしないよ

　　　　　　　それよりも相手を受け入れろ、

　　　　　　　その父親である社長様の圧倒的な強引さで

　　　　　　　ここまで業績を上げてきたことは事実だよ。

　　　　　　　それは君も認めろ。

　　　　　　　その素晴らしい強引さを

　　　　　　　君は否定するから相手は聞き入れないのさ。」

若旦那様「それじゃあ、どうすればいいんですか？」

佐藤勝人「慌てるなよ、君の親父さんの気性なら

　　　　　　あと少し業績が下がれば君に助けを求めるさ。

　　　　　　その時に親父を一切否定せずに

　　　　　　すべて今までのことは認めて親父経営を理解してから

　　　　　　それから君の意見をまずは伝えよう！」

だから、今はまだ良いよ

そのままで、

君はこの環境をわかっているんだから

じっくり味わっていなさい。

そして、改善点、改良点、大枠からでも

仕組みからでも

日々毎日すべてノートに具体的に書いて整理しておくこと。

まだまだ今は君の準備期間

君が改革の準備をしておけ！

その時が来たら、

一気に君の出番だ！