第５０２話　「あんた達、大先輩はズルイよ！」

昨日は栃木県の元気な企業経営者の

各種業種業態で

それこそ名だたる大先輩達ばかりが集う

敷居の高い忘年会にお招きいただきました。

それにもかかわらず

相変わらず佐藤勝人は

いつものカジュアルなスタイルで顔を出させて頂きました。

ごめんなさい！

いきなり大先輩社長様から

「今日はノーギャラだけど少しだけお願いします！」

ということで

いきなり挨拶　兼　３分間ぐらいのスピーチを頼まれちゃいました！

地元の名だたる大先輩経営者様ばかり・・・

相変わらず

ろくにキチンとした挨拶も出来ない佐藤勝人は

挨拶というよりも

１０分ぐらいマシンガントークしちゃいました。

言いたかったことはこんなことです。

「あんた達、大先輩はズルイよ！」

６０歳過ぎると

みんな「感謝」という言葉で一つで片付けて

若い部下や次世代の経営者達には

言葉の表面しかわかるわけないよ！

だって、大先輩達は悪さも苦労も大損もしてきて今がある、

その結果「感謝」だと言っているわけで

言葉の意味が「深く強い」んだよね。

そういう経験をしていない奴に

「感謝」だなんて教えているから

ソフトクリームみたいな甘っちょろいフニャチンばかり育っちゃうんだよね！

私達はその大先輩達の

もっと泥臭い話を聞きたい

武勇伝を聞きたい、

生々しい生き方を

現代風に解釈して聞きたい、

それが言えない、

伝えられない大先輩経営者こそ

勉強不足だよ！

いっぱしの奇麗事はもういいから、

某大学の某教授の話はもういいから、

某先生の某著書の話はもういいから、

一般論はもういいから、

目の前のあなた、生きた体現者！

あなたの生々しいオリジナルの体験を

キレイな経験も、汚い経験も含めて

もっと教えて！もっと伝えよ！もっと話してよ！

それも面白おかしくエキサイティングに！

それが後進育成ですよ！

流行も良いよ、

進化も良いよ、

最先端も良いよ

だけど、

「体験＝事実＝リアリティー＝本物」

これが良いんだよね！

もちろん、私は全部好きだよ！

全部受け入れて自分の中で消化して

その中からオリジナルが生み出せれば良いんですよ！

その感度をビンビン良くするために

毎日仕事し勉強して

お客様から学んでいるわけだから。

真似ばかりさせることを教える

インストラクター先生ばかりが蔓延って

右へ習えの薄っぺらなモノマネ経営ばかりが増殖して

薄っぺらでひ弱な経営者ばかりを育てちゃって

だから打たれ弱いのよ

だからすぐ終わりにしちゃうんだよね！

景気の問題ではなく

薄っぺらな経営者ばかり育ててきちゃったっていう事実ですよ。

その点、今日の大先輩達は全然違いますよ！

だから激動を何度も何度も生き残り、

現在まで勝ち残って来たわけじゃないですか！

物分りの良い経営者面していないで

私達とまだまだエキサイティングしようぜ！

と、いうことで

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