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佐藤勝人のブログ・一刀両断

第50話 偶然はあくまでも偶然

先日三重県にセミナーへ向かう途中。

新幹線で名古屋まで向かってから
乗り換え時間を利用して
名古屋駅構内で
名物みそとんかつを食べた。

そこから近鉄に乗り換えるために
切符を買いに並んでいる途中・・・・・・。

うッ、お腹が痛い・・・と感じた。
切符買うために並んでいた順番の列から抜け出し

ウロウロ、トイレを探し始まった!

どこにあるのか分からず更にウロウロ。

しょうがないから
掃除しているおばちゃんに
「トイレどこ?」っと声を掛けた。

すると裏から、私の肩をトントンと叩く人がいた。

後ろを振り返ると
ブログ「MOREなひとりごと」のMOREさんだった!?

MOREさん「何やってるの佐藤さん!?」

佐藤「あッ、トッ、トイレ!」

MOREさん「トイレは駅の中だから一緒に切符買おう。」

佐藤「アッ、あれ!?待ち合わせしたんだっけ?」

偶然だよ偶然!
偶然だよね。

この広い日本で、なぜこの時間に
この広い名古屋駅構内で行き会うの?
このタイミング絶対にありえない。

偶然がもたらす感動だ!
しかし、それはあくまでも偶然だから、
宝くじに当たるようなもの。
そんな偶然を待っていたって
死ぬまでにあと1回あるかないかだよね。

偶然はあくまでも偶然。
しかし、その偶然から気づきをもらい
顧客感動や顧客満足につなげればいいんだよね。

顧客感動の観点から見るならば、
MOREさんが次回は
私の来る時間帯を見計らって
名古屋駅構内で待機し
名古屋駅を降りるのを確認し
偶然を装ってまた後ろから肩を叩く。

私は偶然だと思っているから
この出来事にまた感動する。
また、偶然じゃないと分かっていても
約束をしていないのにそんな行動をしてくれたから感動するだろう。
MOREさんからしたらそれは作られた感動だ。
それが顧客感動っていうのかなあって感じた。

そして、毎回名古屋に向かうと
MOREさんは毎回名古屋駅構内で待機して
毎回後ろから肩を叩いてきたら
私は名古屋だモノ当然
MOREさんと行き会うよねと感じるだろう。
そして顔合わせが出来たら私は安心する。
それが顧客満足かなあ。

満足も感動も偶然ではない
仕組まれた策にある。
偶然を装うのも仕組まれた策にある。

気づいたら、
あまりの偶然にお腹痛いのも忘れて・・・・
仕事に向かう方向も同じだったので
近鉄に乗り
座席も一緒に横並びに座って

この偶然を「MOREなひとりごと」に掲載するために
写メールで2ショットを撮っているMOREさん
同乗している他のお客様からしたら
危ないオヤジ2人組だった・・・・・。

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この記事を書いたのは
佐藤勝人</br>Katsuhito Sato

佐藤勝人
Katsuhito Sato

日本販売促進研究所 代表取締役社長
サトーカメラ株式会社 代表取締役専務

「第50話 偶然はあくまでも偶然」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    仕事とは関係ないけど、私も偶然旧友と遭遇した「事件」がありました。
    登山で南アルプスを登っていたら、前を歩く男が高校時代の同級生に似ている。
    一緒に登っている仲間と
    「前を歩いている奴、高校の同級生の山田って奴にそっくりなんだよね」
    「じゃあ、話しかけてみたら」
    「でも、違っていたら、、、20年以上会っていないし、自信が無いなあ」
    「それならそれでいいじゃない」
    結局思い切って話しかけました。
    「あの~もしかして山田さんですか?」
    「ええ、そうです」
    「オーッ!」(友人達)
    「北海道出身ですか?」
    「そうです」
    「オッ、オーッ!!!」(友人達)
    「久しぶりだな山田!俺だよ俺!釧路湖稜高校のKだよ!」
    「ハア?私は山田ですし、北海道出身ですが、何とか高校の出身ではありませんし、あなたのことも知りません」
    「すみません、人違いでした、、、」
    私の人生最大の「偶然の出会い」でした。

    でも、最高の出会いとなると、、、
    そのひとつは、もしかしたら佐藤さんと知り合えたことかもしれません。
    いつもブログを楽しみに拝見しております。そして、参考にさせていただいております。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    山田さんで北海道まで一緒だったら遠い親戚かもね・・・。

    さては、「営業マンさん」にいじめられると思ってとっさに避けたか?

    または、「営業マンさん」に何か売りつけられると思ってとぼけたか?

    「営業マンさん」が山田さん好みの素敵な女性だったら
    無理矢理でも思い出すか、
    たとえ全然違くても偶然を装うんだろうね(^^)

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