第４４５話　偉くなりたくて勉強しているんじゃないのさ！

先日の地元栃木県北部地方の

北那須ブロック商工会青年部研修会

６地区商工会の

２０代３０代の若手経営者様やら

若手後継者様が集まった

活力ある合同セミナーで

その青年部研修セミナー後の

懇親会の席で

こんな言葉を頂きました。

青年部様の会話より

今までの講師の先生達は

我々２代目若手後継者を相手に

目線が上から押さえつけるような

偉い先生！？に

教えてもらうセミナーばかりでした。

そんな中で佐藤勝人さんは

初めて、私達青年部と同じ目線で

物事を考え教えてくれたセミナーだったので

最初から反発心も無く

素直に身に染込みました。

それはなぜですか？

という素朴な疑問を頂きました。

佐藤勝人談

それは、私は現場叩き上げにして

そして、皆さんと同じ

現在進行形の経営者ですから

生活の中に

現場の中に

経営のすべての答えがあることを

知っているからです。

もちろん官僚主義の方々には

偉い先生や著名な先生の話しか聞けないし

そして聞かないんでしょう。

それを知って

自分の知識を見せびらかすことが

優越的地位に立てる手段なのでしょうね。

それが官僚型教育界の

学校教育の弊害なのかもね。

実は経営の答えはすべて

教授の頭の中ではなく

生活の中にあり

答えはすべて現場にあるんですよね。

今あなたの

その隣に座った

おばちゃんの一言にあるんですよ

経営の根幹が

今あなたに文句を言った

その目の前の

おじさんの一言にあるんですよ

マーケティングの根幹が

今あなたの斜め前にいる

そのお兄さんの

店内の動きにあるんですよ

棚割の根幹が

今あなたの商品を覗き見している

そのお姉さんの視線の先にあるんですよ

商品構成の根幹が

店先でギャーギャー騒いでいる

その子供達の動きにあるんですよ

店作りの根幹がね。

その現場から気づきを得て

具体的な実践行動に移す

その結果から分析が始まり

原因を追究して改善が始まる。

それを素直にみんな知りたいのさ！

だってその戦略的、

計画的、

実践行動が

業績向上を生むわけだからさ！

分析屋のグローバルな理論には

現実が見えていないんですよ。

もっと小さく物事を捉えてよ！

そして、私の仕事は講演屋じゃないのさ！

私は偉くなりたくてやっているんじゃないのさ！

私は偉くなりたくて勉強しているんじゃないのさ！

私は実践と理論の一致を

ただひたすら経営を通して

追求し続けているだけなのさ。

そして、リアルな皆様と会って

そこから素直に学んでいるのさ！

だからお互い様なんですよ。

ヨロシク！