第４３０話　この場を借りて！

月刊「商業界」で

佐藤勝人の可能性を瞬時で見出し

異例の４年間連続連載執筆をさせてくれ

商業界でブレイクさせてくれた

編集長様ブログより

ありがたい文面から

一部抜粋

１０月２７日発売の新刊

「佐藤勝人のエキサイティングに売れ」の

総合プロデュース　兼　総編集　

同文館出版の古市達彦ビジネス書編集部長様…

って、相変わらず長いな…。

Anywayとにかく、

その古市さんが佐藤勝人さんに寄せたメールの中の一文。

「ブログという私的媒体をマスコミに変換する作業は

　思っていた以上に難事業でありました。」

私的媒体をマスコミに…。

うーん。

非常によくわかる。

別な器で書かれた物を、

別な器にそのままもってくると妙な違和感がでる。

そこを、うまくアレンジしなくちゃならない。

「解釈」がいる。

めんどくせえなあ。

いっそ、やめちまうか。

いやいや、やりようがあるはずだ。

となって、

新しい道が開ける。

「ブログという私的媒体」

と表現されて思い出したが、

私小説ってのは私的媒体を大衆化したやつだよね。

天下の私小説作家、

太宰治の時代にブログがあったら

たぶん書いてたでしょ。

日記文学の永井荷風は言うまでもなく。

谷崎潤一郎の「痴人の愛」なんてもブログ向きかもしれない。

あのスケベさ、あの情けなさ。

島尾敏雄の「死の棘」も。

私小説とは、

「作者が語るという形式で、作者の身の回り事実を題材にして書いた小説」

と旺文社の国語辞典にある。

かつての名作私小説は、

徹頭徹尾自分のことを語りつつ、

「語り方」には思いっきり大衆性があった。

ように思う。

というか、私的な話は、

大衆的なものになる要素を常にはらんでいるんだよね。

でなきゃ、太宰の「人間失格」があんなに売れるわけない。

同じ日の、「佐藤勝人一刀両断」、以下の部分も非常によくわかる。

「私は、著書のまえがきのところで

　古市編集部長様へのお礼文を１行入れました

　ところが出来上がった著書にはどこにも

　古市編集部長様の名前が載っていませんでした。

　　私は思わず感動し心打たれてしまいました。

　　なんてカッコいい大人なのだろうか・・・・」

　　　と。

単行本の「あとがき」なんかで、

ほぼお決まりみたいに

「担当の○○さんにはお世話になりました」

とかって編集者の名前が出てくるんだけど、

あれ、よく考えると読者の方々にとっては、

何の関係もないのよ。

誰だかわからない。

そんな1行読まされても時間の無駄。

確かに、編集者側からすると、

名前が出た方がなんとなく自尊心をくすぐられる。

まんざらでもない。

ウッシシ。

しかし、読者にとって、

と、考えると「どうでもいいじゃないの」となる。

正直、入っていないほうが、カッコいいとは思う。

名前出すのって、

なにかこう、

ひけらかしみたいな（笑）感じで。

ただ、うちのオヤジに

「お前の名前入ってないのか。残念だな」となって、

それはそれで気持ちはわかる。

って、まあ、結局、

どっちでもいいか（笑）。

各人、勝手にしろと。

とにかく

佐藤さん、古市さん、新刊おめでとうございます。

この際、

商業界刊の

佐藤勝人著「一点集中で中小店は必ず勝てる」

も一緒によろしくお願いします。

佐藤勝人談

本当にありがとうございます！

ということで、

今回もあくまでも本気のビジネス書

そして佐藤勝人を知らない読者が多い中で

その読者に「中小企業の経営を通して何をどのように」

わかってもらいたいのかが重要であり、

よって、著書「佐藤勝人のエキサイティングに売れ」にも

皆様へのあいさつ文や

お世話になった方への

お礼文みたいなことは一切載っていないので

その点はご了承願います。

この場を借りて

ブログ読者さま

ブログ立ち上げ関係者さま

そして勝手に題材に使わせていただいた方々

本当に、本当に、本当に、本当に、

ありがとうございました！

そして、

ヨロシク！