第４０５話　若手の役割を気づかせてあげるのが大人の仕事！

サッカーJ2入りを目指す

JFL栃木ＳＣの総務企画部　

広報担当

吉見君が挨拶に来た！

久しぶり１年ぶりぐらいに会った。

彼は２００５年JFL前半戦伝説となった

チーム初の一位通過の立役者でもあった

彗星のごとく現れたスタープレーヤーだった！

JFLとは

プロの集団ＪリーグのJ2へ上がる

一歩手前のアマチュア最高の組織

その中でも栃木ＳＣのホームゲームは

常時５０００名規模の観客動員はある

地元の人気クラブチームです。

彼は当初

平日の昼間は

サトカメでアソシエイトとして働きながら

夜は練習をして

週末はゲームというハードな日々を送っていた。

NHKのJFLドキュメンタリーでも

栃木ＳＣ代表で取材を受け

サトカメでの仕事風景も

NHK全国ネットで

20分ぐらい放送されたことを思い出します。

そんな彼は現在26歳という若さながら

怪我で選手生命を絶ち

その後も栃木ＳＣに残り

チームの為に裏方として働いている。

そんな彼のがんばっている姿に一言！

総務企画部としての

5年後10年後

自分の栃木ＳＣでの位置づけを問いただした。

君は栃木ＳＣの選手としても活躍し

そしてアマチュアチームから

Ｊ２を目指すプロチームへと生まれ変わる

激動の変革期から経営現場に参加している

君は間違いなく

栃木ＳＣの経営における貴重な存在であり

将来の幹部候補にならなければならない

存在であることを

伝えてあげた。

君はたまたま今の職に付いているのではない

君は素直で人の話をきちんと聞くことができる

そして、自分の意見もきちんと言うことができる。

そういう基本的なことができているから

経営者を含め周りの大人たちも

君の将来性を高く評価しているんだ

だから栃木ＳＣに採用されたことも伝える。

自分の役割を知ることと

自分の採用された理由をきちんと理解すること。

5年後10年後のことも考えながら

社会人としての自分

スポーツビジネスの世界に身を投じた自分

もう君はサッカー選手ではない

君はもう引退の無い

スポーツビジネスの世界へ

足を踏み込んだことを知れ！

そんな君に

これからスタートした

第二の人生

長い道のりにエールを送る！

スポーツと違うところは

体力は衰えるが

能力は衰えない

君が勉強した分だけ永遠に成長することを知れ！

君を輝かせてくれた

栃木ＳＣの為に力を尽くせ！

がんばれエースストライカー吉見！