第３７５話　スタートはいつも自分から！

佐藤勝人の経営一刀両断ブログで
「第３０２話　母校県立宇都宮商業高校を誇りに思えた瞬間」でも
ご紹介させていただいたお０先生より

熱いメールを頂きました。

文面より

実は２ヶ月前に隣県の
福島県会津若松商工会議所青年部が
毎年7月～12月にかけて小学生を対象に行っている
ジュニア・エコノミー・カレッジの為に作成した
ワークブック『ジュニア・エコノミー・カレッジ』があることを知り、
早速電話をしたところ快く送っていただきました。

このガイドブックの内容は、
会社の設立から事業計画書、
借入金、株主による資本金、帳簿、決算報告書、
税金、利益の分配、会社の解散等々

商品の開発のみならず会社経営をも重視し、
もちろん簡略化されていますが

小学生でここまでやるのかという内容が、

非常にわかりやすくまとめられ、
きちんと説明されていているのには
「凄い」の一言です。

　1.会社の名前を決める、
　2.サンプルを作って販売する商品を決める（商品企画書、原価計算）、
　3.ドリームプランを立てる（経営計画書、販売計画書）、
　4.商工会議所からお金を借りる（借入金）、
　5.ドリームプランを説明して「資本金」を集める（株主）、
　6.「借入金」と「資本金」をつかって仕入れをする（帳簿）、
　7.実際に販売する（売上報告書）、
　8.決算報告書を作る（決算報告書、税金、利益の分配、会社の解散）、
　9.感想文を書く、
10.「決算発表会」と「表彰式」の

10のチャプターに分かれています。

商業高校の『総合実践』ですぐに使えるものです。

しかし、今の教育現場で新しいものを取り入れることは
相当の抵抗があるのです。

教科書で学べないものを経験として
どんどん取り入れていかないと意味のない教育になるのですが、

誰かが動き出さないと何も変わらないので
今回も先陣を切って動き出しました。

私は、常に体験型商業の教育を実践してきたいと思っています。

今後ともご指導お願いします。

佐藤勝人談

大組織の中にいる先生達だって
教科書では学べないものを
経験としてどんどん取り入れようと動き出しています。

たった１人なんかじゃ何も変わらない？

あいつが・・・
こいつが・・・
あの野郎が・・・

なぜみんなやらないんだ？

なぜいつも俺だけなんだ？

自分だけは貧乏くじを引きたくない？

なんていう妬み僻みはどうでも良いんだよね

だってそんなことを思う人が
どこの世界に行っても
第一人者になれない普通の人なんだから（笑)

そのたった１人の行動が変わることで

そのたった１人の行動が
１人でも多くの人に影響を与えはじめるのですね。

その１人とは、

アイツでもなく、

コイツでもなく

まずは自分なんですね。

他人を変えるより自分が変わったほうが断然早いですもんね。

だから、スタートはいつも自分からなんだ。

なにもでかい事は言わなくても良いよね。

まずは目の前の自分の役割を果たす

「元気・はつらつ・楽しく・面白く」

社会で活躍できるように

我々大人が道筋を示してあげようじゃないか。

そんな大人になろうじゃないか！

そんな大人の存在を若者達は待っているよ！

すべては自分からスタートするんですね！

ありがとうございます！

了解しました先生！