第305話　「自分だけは騙されないように」って生きているんですね！

みんな「自分だけは騙されないように！」って生きているんですね。

しかし、「自分だけは騙されないように！」って生きている人は
自分しか信用しない人だから
見識が狭いことに気づきました。

そういう人を見るとかわいそうに感じる時があります。

騙されることがなぜ怖いのだろうか？

騙されたって良いじゃないか！

この世の中、何が真実で何が嘘なの？

何が大切なの？

私なんかそれこそ毎日の常識に騙されているよ！

例えばパレートの法則に落とし込むなら

①あなたの知り合い１００人中１０％10人があなたに協力してくれる人。
②あなたの知り合い１００人中２０％20人があなたが言えば協力してくれる人。

③あなたの知り合い１００人中３０％30人がどちらともいえない人。
④あなたの知り合い１００人中４０％40人はあなたに無関心を装う人、
　　絶対に協力してくれない人、又はあなたを裏切る人、騙す人。

実はあなたの知り合い①＋②の３０％の人は君の協力者になってくれる人なんだよ。

その協力者になってくれるであろう相手の声すら聞かずに
あなた自身から騙されないように疑って耳を閉ざしていれば
あなたに協力してくれるはずの①＋②の３０％の人なんか絶対に現れません。

この広い世界であなたの知り合いの中から
あなたの協力者３０％を見方に付けた人が成功者になるんです。

あなた自身から相手を信用しなければ
相手は絶対にあなたに協力なんかしてくれません。

そうすれば間違いなく絶対に協力してくれない④の４０％の人には裏切られることでしょう。

しかし、それで良いんです。

毎日、裏切られ、毎日騙されるから
表面的には見えなかった大切な①＋②の３０％の協力者が見えてくるんです。

あなたの大切な①の１０％の超協力者
あなたの大切な②応援団２０％の協力者を見つけ
あなた自身に引き寄せるためには

あなたの知り合い100人と自らが信用し付き合い
④の４０％の表向きではわからない
どうしよも無い奴らに裏切られ騙されなければならないのです。

自分だけが騙されないで自分だけが上手く出会えるなんて絶対にありえません。

「自分だけは騙されないように」なんていうずるい人には
相手にとっては④の４０％の部類に入る人間になるということです。

相手にとっても
あなたは大切な１０％の超協力者
あなたは大切な応援団２０％の協力者に入るから

あなたにとって
大切な１０％の超協力者
大切な２０％の協力者に出会えるのです。

だから

「自分だけは騙されないように」って
生きている人がかわいそうに思えます！

自分さえ相手を騙さなければ
自分は騙されたって良いじゃん！