本屋で立ち読みしていると
最近やたらと
幸せな小金持ち君達が目立っています。
こういう人たちの笑顔が
凄く素敵に不気味に感じるときもあります・・・・・・。(^^)
いかに仕事をしないで、
資産運用を上手く使って、
いかに楽して稼ぐか・・・、
若くしてセミリタイヤ、仕事をしない生活かい!?
そんな程度が本当に人生の夢なのかい!?
「仕事=ツライ」だとそうなるんだろうね。
しかし、ボケるのは早すぎるぜ!
家族が生活できればいい、
家族のためだけ、という生計の経営も確かにありますよ。
それならば個人事業主で勝手にやっていれば充分でしょうよ。
少なくとも企業として世の中に会社を興したのならば
大人としての社会的意義を全うすべきであって、
経営者は成長への意識だけでもズーッと持ち続けなくては
会社を興した意味が無いと思うけど・・・・・。
最低でも一定の規模までは成長させなければ
せっかく採用した優秀な若造社員ですら
育てることが出来なくなってしまうよ。
また、成長を意識しないと
銀行さんも含めて
取引先のメーカーさんや
問屋さんからの
信頼も薄くなり、
熱心な会社としては見てくれないんだよ。
実は、これが一番まずいんですよ。
とにかく会社の大小に恥じることもないし、
現状の規模なんてどうでもいいんですよ。
それよりも現実的には取引先や協力会社などの
周りの人たちの協力があって
はじめて、
自社独自の商品戦略などを打ち出すことができるのですから。
取引先からの信頼が薄ければ
競争に強い会社を作り出す力もなくなってしまうのですよ。
これでは、大手からも商圏を奪われやすい。
また、たとえ出店のチャンスがあったとしても、
資金も、知識も、技術も不足しているために
出店する勇気すら湧いてこない。
だって、誰も援助してくれないからだ。
しかし、サトカメも含めて全ての成長店は
元々何にもない誰も知らない
小さな小さな1店舗からだったんですよ。
大きな夢と、目先の夢を使い分け
ハッタリかまして、大見栄張って、
話数十倍に吹っかけて、
大人はみんな知っていますよ、
こんなガキの戯言ぐらい!
それでも実際に実践して
「売れる」とか「売れた」なんていう
一般的な次元の低い話なんてどうでもいいんですよ。
ただひたすら「売る」のみ!
すると、期待もしていなかった店・会社が、
期待以上の成果を出すものだから、
取引先は更に喜んで商品を供給してくれるんですよ。
前途に広がるのは障害だけ、
その障害すべてを販売のエネルギー、
そう、バイイングパワーに変えて
取引先に対する信頼を1つ1つ勝ち取っていくのです!
もちろん成長とは単に売上高を伸ばすことだけではない。
実現できそうもない
夢ばかりをあれこれ考えるよりも、
実行可能なことを1つ1つ、しっかり実践し、
現在の「今ある能力」で信頼作りを1つ1つしていくだけです。
取引先との信用作り信頼作りとは、
感性でも、夢でも、理念でも、共感でも、
接待でも、ゴルフでも、癒着でもありません。
①約束をした台数・量・金額を、
②約束をした期限までに、
③約束どおりに販売し、
④約束の期日までに支払いをすること
この約束の基本が最低出来ていない限り
すべての夢は絵に描いた餅扱い!
取引先との信頼関係は一切築き上げられません。
そうやって、1つ1つ克服してきて
今の信頼関係を作ってきたの!
わかってくれるよね!
サトカメ店長さん
グループマネージャーさん
スーパーバイザーさん
部長さん!
「第24話 「本屋で立ち読み!」」への3件のフィードバック
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取引先が取引してくれるから我々は商売成り立つわけであって。
取引先にだってお客を選ぶ権利があるんですよ。
最初は商品すら卸してももらえなかったんだから。
お金払うといったって、売ってくれないんだよ。
しょうがないから二次問屋から
高い商品を仕入れて、
赤字ギリギリでもとにかく売って
目に見える販売実績を作らないと、
小さくてもいいから一つ一つ実績を作って、
信用してもらって・・・・・・・・。
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今日の言葉『ただひたすら「売る」のみ!』の大切さを謙虚に受け止め努力しなければ思いました。
長い冬眠営業状態の私は早く正常な感覚を取り戻し、商品を手渡す素晴らしさを仕事を通して体感したい。
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小生も株・不動産に一時は関心があった。
でも、今は全くない。
なぜか?
一番の投資で面白いのは事業への投資とわかったこと。
社員に投資すれば何倍にもなってリターンがある。そうすれば、会社の業績もよくなる。ひいては株主の配当がある。リスクは自分で管理できる。
投資は事業。株・不動産なんて楽しくない。面白くないよ。