第１６７話　出戻りウエルカム　パート２

２月にオープンするロックタウン佐野店の最終説明会の会場で思い出す・・

このブログ「第１５４話　新店店長立候補の結果」でも紹介した
副店長に当選した鶴見副店長は
実はサトカメ出戻り最短記録保持者だった！！！！

あれは１年前・・・・

中途採用で入った彼は
３年間サトカメに務め
その間色々学び刺激を受けたらしく
夢に向かって突き進むと言ってきた。

自分の夢だったゲームクリエーターになりたい！！！
実は内緒で東京の某社へ
ムクリエーターとして念願の就職が決まり
もちろん報告は１ヶ月前からあり
とうとうサトカメを明日辞める時が来た。

そんな連絡が鶴見君の上司の中川店長から連絡が入った。

中川店長もこの１ヶ月頑張って
話を聞いたり説得に入ったが
彼の意志は固くサトカメを辞めることになっていた。

そこで中川店長から私に連絡が入った！

店長はどうしても辞めてもらっては困る人材だという。

そこで佐藤勝人の登場だ！

店舗へ向かい
鶴見君の話を聞くこと６時間。

君の夢と君が今向かっている選択の方向を
裏の裏まで聞きだし気づかせる。

そして今君が考えている本当の夢が
表面的なゲームクリエーターではなく
根本的な行動が明確に見えてきた。

そしてかなえるためにはどうすれば良いのか
相談に乗ってあげる。

はっきり言って今の君のレベルでは
夢を叶えるのにまだまだ無理。
もう少しサトカメで学び勉強しないと全然通用しないことが充分わかる。

また、本当に夢を叶えたいなら
プライドの高い君はサトカメの中で発揮しても良いのでは無いのか？
と、言う案も浮かぶ。

そして東京の某社が
君の夢をかなえられるとは到底思えない
某社企業側の裏事情を説明してあげた。

それでも彼は来週から東京で勤める予定で
明日から同棲している彼女と引越しの予定で
彼女も地元での職を辞めさせての
男鶴見の一大決心だったらしく
男として私に一言言われたぐらいで気が変わってしまうなんて・・
今さら逃げるわけには行かない
引き下がれないと言う状況だった。

私の６時間にも及ぶ説得も虚しく
本日を持って鶴見君は辞職した・・・。

もちろん今までの自分を変えるための
彼の一大決心というそんな状況から
最後には頑張れよって笑顔で送ってあげた！

それから１週間後！

あの鶴見君から私の携帯へ
元気いっぱいの声で声弾むうれしそうな電話口で！

鶴見君「やっぱり専務の言うとおりでした！！！！
　　　　　自分の目で確かめて、
　　　　　自分の体で体感してきて納得しました！！！！
　　　　　今から東京の会社を辞めて
　　　　　サトカメに戻りますのでよろしくお願いします！」だって。

しっかりものだ！

戻ってきた彼は自分の本当の夢を掴む為に
サトカメでキチンと学び勉強する事を誓い

今までどちらかというと控えめだった彼が
更なる夢に向かって闘志むき出しのイイ男へと深化していました。

来月オープンするロックタウン佐野店の最終説明会の会場の中で
真剣に聞き入る彼の真剣な眼差しを見て

また１人頼もしいアソシエイトが育ってきている事を実感しました。