その１部門１アイテムで真っ向勝負しろ　第1146話

昨日は　大正製薬　四国支店

香川県丸亀市で

２００９年度イーグル研究会セミナー開催

特別講演

「お客様にとってエキサイティングな店をつくろう」
～本物の地域密着型地域一番店とは～

講師　日本販売促進研究所　佐藤勝人

基本的に我々小売業は

メーカーのブランド競争とは違う

店舗の競争とは地域間での競争です

確かにメーカー戦略で考えるならば

対戦相手の企業規模が

１０倍も２０倍も１００倍も大きければ

競争は避け

隙間を狙う

俗に言うニッチ戦略になることでしょう

しかし　店舗の場合は

地域のお客様をめぐる

１店舗　対　１店舗の

戦いであり　競争であり

企業力全体で考えたら敵わないけど

企業力全体でのぶつかり合いではありません

店舗　対　店舗

その１部門　対　１部門

１対１の戦い

相手がいくら大企業でも

相手がいくら全国に１００店舗あったとしても

１００店舗　対　１店舗ではないんです

地域のお客様にとっては

その１店舗は１店舗なんです

大手はその１部門における

その１アイテムは

企業全体で換算すれば膨大だが

その地域の１店舗に換算すると

大した販売量ではないのが現状です

だから我々も同一商圏では

その１部門１アイテムから逃げずに

真っ向勝負で戦います

大手にとっては大して気にも留めていない

多部門のうちの１部門の１アイテムに過ぎないが

我々にとっても

地域のお客様にとっても

カメラや写真は人生の想い出を残す大切なモノだ

しかし　大手にとっては１００をも超える多部門の中の

１部門に過ぎず　

地域のお客様に対しても

お客様の想い出に対しても

なんの思い入れもないのが現実です

所詮　担当者レベルでは

カメラも写真も本部からの

売上利益でしか考えていないから

その１アイテムが売れなければ

他のアイテムに変えるだけ

またその１部門が売れなければ

売り場を縮小するだけなんです

ここで現場レベルでは

企業力全体で考え

格下の中小企業と戦ったとしても

たとえ勝ったとしてもなんの功績にもならず

それより　余計なことをして利益を落としたり

失敗でもしたら

それこそ上に叱られるだけ

自分の首が飛ぶだけ

ただそれだけ

だから大手が売り場を縮小するまで

我々はその１部門でその１アイテムから

大手に戦いを挑み続けるのです

それが地域のお客様の

「想い出をキレイに一生残すために」

本気で顧客満足を実践する

我々の戦いなのです

ヨロシク

同文館出版主催「ビジネス書出版までの道」

第９回　宇都宮出版会議　ｉｎ　サトーカメラ

サトーカメラ宇都宮本店２階ホールにて
（ＪＲ宇都宮東口より車で10分）

１１月２日（月）13時～開催されます

参加費無料

恒例　熱闘懇親会　
　　　　午後５時３０分頃～
　　　　懇親会参加費は別途

主催　同文館出版

協力　サトーカメラ

全国各地でブログ読者から

色々この出版会議のことを聞かれます

とにかく興味があれば

遠慮なく勉強に来てください

もちろん見学だけでもＯＫです

毎回参加者も全国各地から色とりどりです

どんどん参加してください

古市編集長と私佐藤勝人が

皆様を温かくお迎えします