サトーカメラの心意気　第１１１７話

私たちのような小売業の現場は

昔から労働集約型産業だった

または労働集約型産業的扱いをされていた

要するに

とにかく店には頭数だけいればいい

考えるという頭はいらない

という考え方

それは楽チンだといって

働いている輩も多いが

私は「それじゃ奴隷だ」

「俺たちは奴隷じゃない」

「人間をバカにするのもいい加減にしろ」と

ズーッと言い続けていた

今でもそう考える経営者と

それが仕事だと考える人が

まだまだ多いようです

頭数だけ揃えれば誰でもいいのか？

私も10代の頃働いていた職場の

支配制度　奴隷制度から

俺の人生ってそんなものかと

納得しながら生きていた

ならば

いかに仕事の手を抜くかにおいては

天下一品だったけどね（笑）

現場がそんな考えでは

絶対に会社は良くならない

店は絶対に良くならない

そして　お客様にとっては最悪だ

だから私は会社の支配制度が憎かった

奴隷制度が悔しかった

だから私の会社も私の指導先も

素晴らしい先輩たちに見習った

労働集約型産業にはしたくなかった

私たちサトーカメラのアソシエイトは

「想い出をキレイに一生残すために」

色々な知識が必要だ

お客様の生活環境から

地域の行事に学校行事　

被写体から　嗜好

カメラの撮り方　使い方　ご予算から

写真の選び方　残し方　整理の仕方

焼き方からとにかく覚えることは多い　

だから労働集約型産業だったはずの小売業を

いち早く知識と実践の一体化をしてきた

面白いことに一体化されてきたら

自然と自信が湧いてきて

小さな商圏かもしれないが

この地域において

自分はこの道の第一人者であり

真のプロフェショナルであるという誇りが持てたんです

それが私たちのような普通の人間でも

誇りを持つことが出来たんです

それが嬉しかった

また　お客様の立場に一番近い

私たちのような

それこそどこにでもいる普通の人間が集まって

お客様視点で自分たちで考え実践する

それがこの小商圏において革新をもたらした

私たちの夢は

その小商圏における革新が

カメラ業界にそして小売業界に

革命をもたらせる存在であるということです

革命とは偉い人が下々を動かすことではない

我々普通の人間が業を成すことだと思う

「想い出をキレイに一生残す」ことを通して

世の中の人を一人でも多く幸せにしたい

一人でも多くの人々に

写真を1枚でも多くに残してもらいたい

厚かましいかも知れないが

日本でマジで考えて実践している会社が

この業界にはサトーカメラ以外では

見当たらない

お客様をただのお金と見るか

お客様を「大切な友人」と心得るかの違いだが

それが根本的な教育の違いだと思います

ヨロシク

今日から和歌山で個別訪問

２５日は京都で大正製薬セミナー

２６日は島根雲南商工会でセミナー

ヨロシク