家族のために一生懸命に仕事をするスタッフに心を打たれた。

中国の小売業界で働く
スタッフとなると
基本的には地方から来た
貧しい家庭の子になる
そうなると
自然と教育水準が低くなる
 
教育水準が低いと
工場労働者か
肉体労働者
小売業
サービス業
飲食業の現場スタッフ
というのが
常識なのだろう
 
貧乏人の子供は
教育水準が低い
教育水準が低いから
結局は貧乏人になる
 
それが世の常
 
それは
どこの国でも
同じことだと思う
 
それをわかりやすく
私は五流の人間と言う
 
私自身も
その五流人間出身だけど
大人になってから
自ら実践し勉強した方だ
 
チャンスは平等に与えられているから
自らハードワークをこなせば
私のように
三流ぐらいにはなれるものだ
 
私は五流人間出身だから
そういう人たちの気持ちが
よくわかるつもりだ
 
仕事はしたくない
休みが欲しい
楽な仕事がいい
余計なことはしたくない
 
そんなことは
知っているつもりで
中国蘇州FC店の
スタッフを集めて
ミーティングをした
 
何のために働くのか？と
質問したら
 
「家族のためだ」という
意外な言葉に
私はビックリした
 
家族は何人だ？と聞くと
５人いるという
その家族のために
働いているという
 
そういう思いだったことすら知らずに
私の馬鹿さ加減には参った
 
だから私は
彼らのために真剣に答えた
 
君たちは歩合給なのだから
明日から一銭も値引くな
自分たちの家族のために
値引かずに売れ
そこでお客さんに
いろいろ言われたからと言って
絶対に値引くな
 
しかし
それでは売れないから
 
君ならどうする？
お客さんに何をする？
何をひと手間かけてあげる？
どうやったらお客さんは喜ぶ？
 
そう言ったら
スタッフたちは
自分たちのやりたいことを
言い出した
 
それが
お客さんにとっても
君にとっても
会社にとっても
家族にとっても
幸せなことなんだよね
 
 
「家族のために
一生懸命仕事をしよう」
 
 
ありがたい言葉を
現地の中国人スタッフから頂いた
ありがとう
 
 
ヨロシク
 
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