第291話　監視したところで人は育たない！

人は監視したところで人は育ちません。

人は監視されると
その隙を狙って手抜きを覚えます。

人は監視されると
ストレスがたまります。

人は監視されると
お客様を見ずに監視人を見るようになります。

だからと言って
人はほっといては絶対に育ちません！

人を育てることをベースに考えたら
まず新人は自ら成長することが出来ないんです。

基礎土台となる
写真の基礎教育や
カメラの基礎教育、
最低限の業務・作業・技術の習得を
強制的にでも仕込まないとダメ。

更にお客様に対しての
最低限の挨拶や会釈やマナーや
最低限の敬語に笑顔と身だしなみは
基準を教えないと習得できません。

これらの教育だけは強制的でも
有無を言わせずに集中して叩き込ませないとダメ！

一般的にはそれを教え込むのが研修センターなのですが
研修センターが無い会社は
店が研修センター兼現場であり
研修トレーナー兼任が店長の役目になっています。

現場でお客様を相手にしながらも
徹底的に教え込み基礎能力・基礎体力・基礎思考力を
つけさせるのも店長の役目です。

これらの基礎を強制的に叩き込ませれば

後は「自らの意志で学び勉強し成長する」ようになります。

自らを高めることが出来るようになります。

自らの意志で自分を高めさせる
真のアソシエイトに仕向けるためには

最低限は強制的でも現場での基礎教育が必要になるんです。

アソシエイトをいかに「自ら自分で育つ段階」まで
導くことが出来るかは
それは新人の性格でも親の躾でも家庭環境でもなんでもないんです。

会社に入ってからの店長の命がけの基礎指導に
新人達の将来が決まってしまうのです。

君達だって入社当時は
躾も無い基礎体力もなかった
ただのろくでもない凡人だったはずだ。

今では走・攻・守　三拍子揃った
最強の店長へと新化しているではないか。

親の代わりに社会で躾けるのが店長だぞ！

一人の人間の将来を預かっているんだ！

命がけで躾けろ！

命がけで仕込め！

命がけでだぞ！