第２６２話　シグマSD１４で佐藤勝人カメラマン目覚める！

今回の４月２３日（月)～２６日（日)の海外出張で
タイのバンコクとスリランカのコロンボでの
仕事風景の写真撮影も兼ねました。

６月のサトカメジュエリーフェアーの時に
サトカメオリジナルのアルバムプリントで写真を見せながら
お客様にイメージを沸かせてもらったり
撮影データをＣＤＲに書き込み
店内のテレビでイメージ写真を流そうと考えました。

このブログ第２４２話　「ＳＩＧＭＡデジタル一眼レフカメラ買ったぞ！」でも
紹介したデジタル一眼レフカメラ　シグマＳＤ１４を持参して
いざタイのバンコクとスリランカのコロンボへ乗り込んだのです。

シグマＳＤ１４のファインダーを覗いて久しぶりに熱く撮りまくっている自分
カメラマン佐藤勝人は、
なんだか知らないが撮影中は
心の底から実に気持ちが良かった。

カメラマンとしてファインダーを覗いて撮影している私は
なぜだか実に楽しかった。
撮影している時が一番心躍り楽しかったことを実感した！
今月買ったばかりのシグマＳＤ１４を手に馴染ませながら
自然とニコニコしている自分に気づかされた。

改めてなぜだろうか？考えた・・・

サトーカメラのルーツは現会長の親父が
私が生まれる１９６４年１２月の２ヶ月前の１０月に
長男社長が２歳の時にオープンした店だった。

佐藤家の長男社長と次男専務は子供の頃
物心付いた頃から現会長の父親におんぶされながら暗室に入ったり
お客様に写真を届けたり、東京の問屋さんまで仕入れについて行ったり。
幼稚園の頃から当時は白黒写真だったので
仕上がった写真を水洗いしたり写真乾燥を手伝った覚えがあった。
小学生の頃はそんな暗室に入って親父の仕事姿を見ていた。
そんな手さばきに子供心にカッコ良いと思った。
そして当たり前のように店で留守番もした。
毎日、一眼レフカメラを弄っていた。
毎日、店の掃除もさせられた。
小学生の頃からお客様を相手にしていた。

佐藤家では中学に入学すると親父から
自分の好きな一眼レフカメラをプレゼントしてもらえる儀式があった。
当時はキヤノンＡＥ１やペンタックスMEが人気絶頂の時だったが
私はマニュアル式のペンタックスＭＸを
人生で初めて自分の一眼レフカメラとして
自分で選んでそして親父からプレゼントしてもらった。

一眼レフカメラを扱うことで
子供心に大人として扱ってもらった瞬間でもあった。

知らず知らずのうちに子供の頃から生活の中で当たり前のように
一眼レフカメラを使い自分で白黒写真の現像をして自分でプリントするのが
当たり前の生活だった。

好きとか嫌いだとかいうレベルではなく
佐藤家の子供としては当たり前の生活だったんです。

気づいてみたら私は
生まれた時からカメラ屋の息子でありカメラマンの息子だった。

バンコクでシグマＳＤ１４を手にして
ニコニコしながら撮影している自分がいました。
手に馴染ませながら心が落ち着く自分がいました。

自分はカメラ屋の息子でカメラマンの息子でもあることを
改めて体で感じさせてくれた瞬間でした。

そんな自分の子供の頃の環境
親が作った環境
親が作った生活が

４２歳になっても体で覚えている
手が覚えている
ファインダーを覗く目が覚えている
自分を形成している基本形ＤＮＡに気づかされました。

よし、３年以内にニューヨークで個展やろう！

チョッと話し外れるが
現副会長の母親は昔からこういってくれた。

佐藤勝人を生む時に
本当にそういう夢を見ながら生まれてきたという

お前は本当に、

本当に、

本当に、

本当の話、

本当の話、

本当の話だぞ！

「そろばん片手に鉢巻をして生まれてきた！」という。

ちなみに私の性格は母親似らしい。

そのＤＮＡもしっかり受け継いでいた。