①上級職員=ホワイトカラー
=経営企画・戦略・目標を立て
命令する仕事
↓
②下級職員=ホワイトカラー
=命ぜられた通りに事務する仕事
↓
③現場労働者=ブルーカラー
=命ぜられた通りに
体を動かす仕事
これが基本的な大手企業の
組織運営なのですが
大手企業の場合
職務で採用されるから
③現場労働者で採用されれば
そのまま現場労働者として
頑張っても
その中でのキャリアアップ
しかできません
②下級職員で採用されれば
そのまま下級職員として
その中でのキャリアアップ
しかできません
この③現場労働者と
②下級職員に対して
国が一所懸命に動いている
「働き方改革」といっている話
欧米でもこのクラスは
休みも多く休暇を楽しみ
家族とのんびり
人生は趣味を楽しむという
自分の為に働きなさいという
私たちが若い頃
目にした
憧れの世界感でしたが・・・
しかし
①上級職員で採用されれば
そんなことはないんです
競争激化24時間365日戦う戦士が
上級職員の普通の姿ですから
それは欧米でも同じこと
「365日24時間戦えますか?」
という世界なんですよ
自分たちの力で業界を変える
世界を変える
アジアを変える
日本を変える
地域を変える
社会の為に働いているわけですから
働く目的が全然違う
自分の為じゃないんですよ
だからハードワークが当たり前
国家公務員と同じなんですよね
ただそれを
②下級職員や③現場労働者に
強要してしまったのが日本企業
っていうことなんですけどね
それは
日本人は人間を平等に扱い
「社員を平等」に扱ったから
誰でも一所懸命頑張り
社会の為に役に立つ人間になろう
上級職員になろうじゃないか
と言うジャパンドリームがあった・・・
欧米では「職務を平等」に扱っただけ
「同一労働同一賃金」っていうのもそれ
だから現場労働者が上級職員に
基本的にはなれないってこと
自分のことしか考えていない彼らに
いくら教育しても
社会の為に働こうとは
思うわけがないということです
それが多様性を受け入れるということ・・・
では、話が逸れるので
本題に入るけど
私達のような商業の世界における
地域企業の上級職員といったら
99%が現場叩き上げで
構成されているのが実情ですよね
要はブルーカラーの
現場労働者で入社して
実務を覚えて
感覚的業務から
教育を受け論理を覚え
リーダーシップを取り
自分の為に働くことを卒業し
社会の為に働く
上級職員=役員や部長級になる
地域のお客さんの気持ちがわかるからこそ
商業の世界に生きるわけで
現場叩き上げが
しっかりと論理を勉強すれば
地域に役立つ
最強の上級職員になれるんですよ
今の大手企業には絶対に出来ない
それが大手に打ち勝つ
地域企業ならではの
強さなんですけどね
それも諸刃の剣で
現場叩き上げがふんぞり返ったら
地域企業は終わりです
ヨロシク
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この記事を書いたのは

佐藤勝人Katsuhito Sato
日本販売促進研究所 代表取締役社長サトーカメラ株式会社 代表取締役専務




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