若者に言われた「勝人さんはなぜそんなに働くのですか？」

先日あるところで
若者に言われた
「勝人さんはなぜそんなに働くのですか？」
って
 
 
その一言で私は察した
 
 
彼は「自分のために」
「自分の幸せ」というものだけを
考えている人なんだろうな
若い時は誰でもそうだ
だから私はこう言った
 
 
キミと私の違うところ
本当に私が
好きなことだけしていて
余生を楽しむような生き方をしていれば
なんの「不安」もなく
心穏やかな生活が送れるんでしょうけどね
 
 
それは
自分のためだけに生きている人の話
それはそれでいいのかもしれないが
そういう生き方に
私は何の魅力も感じない
 
 
私は自分のためだけに生きたいとは思わない
だって自分のためだけに生きていたら
わざわざこんなところまで
キミに会いに来ないし
こんな面倒くさい
御社の問題にまで
介入しないですよ
 
 
20代のうちは自分のために働いて
何かで1番になって
自信をつけて
愉しめばいいじゃないですか
 
 
30代40代になったら
家族のために働くことを覚えて
自分のためだけではダメであることを知り
人のために働くことを
そこで覚えるわけで
自分のためだけだったら
二日酔いの時には仕事をサボるけど
家族のためだったらサボれない
そこで自分に対する
真の強さを身につけるわけですよ
 
 
50代になったら子育ても終わり
家族も独り立ちしたから
そこからもう一度
自分の若かりし日のころに想い返り
昔に戻って
自分のために生きるのもいいけど
私は若かりし日の頃に
やり残したことなんて別にないし
未練もないし
 
 
私はそんなことに興味がない
それより能力もつけて強くなった私を使って
社会のために働かなければ勿体無いよね
 
 
自分のためだけに生きる
好きなことだけをやって生きる
趣味や余生を楽しむなんて言うのは
オマエはもう必要ないって
社会に言われてからで十分ですよ
社会に求められているうちが花
それが「私の幸せ」なんだよね
 
 
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