世間的には
座学はダメだと言うけれど
私は座学が大好きです
体験学習などという
参加者を体験させることで
勉強した気にさせる方法は
あまり好きではない
そんなところで
ちょろっと体験したぐらいで
出来るようになるわけじゃないんだから
私は無類の座学好き
それは一流講師と参加者の
「知と知」の戦い
講師が話していることに対して
参加者は頭の中で考え
「違うだろう」
「そうかもな」
「そりゃ言い過ぎだろう」
「そういうことか」
「なぜそういう事を言うんだろう」
「なぜあの場面でそれを」
「本当に言いたいことはコレかもな」
「すげーそういうことか」
「俺もやってるのに何が違うんだろう」
「そんなの知ってるよと思ってたけど」
「やっぱりそこだったのか」
というように
自分でツッコんだり
ボケたり
考えたり
乗っかったりしながら
講師の話が
自分の頭の中で
映像のように
脳裏を駆け巡っているんですよ
一流講師と「知と知」で対峙できる
格好の場が座学なのだと思います
それが最近
座学は古いだとか
眠くなるというバカ
それは座学が悪いんじゃなくて
先ずは聞く方が
学び方を知らないだけ
聞きっぱなしなんですよ
聞きっぱなしならば
誰だって眠くなるわ
目の前の活きた講師と
頭の中で会話するんですよ
講師の話を自分の脳裏で映像化するんですよ
再現するんですよ
頭の中で会話しながら聞くんですよ
それができれば
眠くならないんですよ
体験学習?
参加型?なんていうのは
参加者が全員がスグできて
楽しければ良いわけだから
だから殆どが子供騙し
茶番劇になってしまうんですよ
小学生じゃあるまいし
参加者を楽しませることが
目的なってしまっている
だから講師の程度が
どんどん低くなり
本を読んだだけの人間や
勉強しただけの人間や
人の話を聞いただけの人間が
口先だけで
講師になっちゃっているんですよ
自分で研究すらしていない
論を立てていない
そんな講師紛いを講師とは言わない
終いには自分の論理も無いんだから
それはプレゼンターか
インストラクターというんですよ
講師というならばやはり座学で
みっちり2時間でも3時間でも6時間でも
10時間でも20時間でも
キチンと自分の論理を立てて
参加者と「知と知」で
対峙することが出来る
できなければ講師とは言えないんだけどね
私の知を揺さぶってくれた
知の巨匠はやはりこの御三方
経営コンサルタントであって哲学者でもある
地域一番店商法の宮内亨氏
チエーンストア理論の渥美俊一氏
アメリカ流通論の石原靖廣氏
この3つの論法+3人の哲学に
面白さを感じのめり込み
私は彼らを超えるために
独自で研究し
自分の実践経験から
それらの論を実践的に昇華し
新たに論を構築させてもらったのが
世界で私しか言っていない
唯一無二の佐藤勝人論って感じ
世間的には
座学はダメだと言うけれど
私は座学が大好きです
3343号
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この記事を書いたのは
佐藤勝人Katsuhito Sato
日本販売促進研究所 代表取締役社長サトーカメラ株式会社 代表取締役専務
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