第６４２話　ＣＲＴ栃木放送「まるきん勝人塾」より

栃木県内を網羅する

ＡＭラジオ局ＣＲＴ栃木放送が

開局４５周年ということで

番組の大幅改編が行われ

新企画番組として

２００８年４月より

毎週金曜日午後２時３０分～午後３時生放送

「まるきん勝人塾」がスタートされました。

その番組内でのリスナーさんからの質問より

２９歳会社員の方から

こんにちは、佐藤専務のズバッとした話、

いつも気分がスカッとする気持ちで聴いています。

今日は、僕の話を聴いてください。

仕事に関しては真面目にコツコツやるタイプで

それなりに評価もされていると感じています。

しかし、同じレベルの仕事をしていた同僚が

先に昇進したり

現場を離れたりしていくんです。

違うのは僕の学歴が低いことが原因かなと感じています。

私の会社は昔からそのような体制でやっているようです。

いくら頑張っても

学歴の壁を感じて腐ってしまう気分になります。

佐藤勝人談

現代社会の実体からすれば

もちろん会社によっては

また官公庁様におかれましては

間違いなく学歴で個人を選ぶところも

まだまだ多々あります。

それは事実なのだからしょうがないと思います。

それは不平等だ！と、いくら吼えても

トップが替わらなければ

上司が変わらなければ無理なことですし

そのトップと上司は

最終的には学歴で優遇されてきたわけですから・・・

この手の問題は大きな会社になればなるほど永遠に続くんですよ（笑)

もちろん新興勢力のサトカメには一切関係ないことですけどね（笑)

その中でどう戦えばいいのか？

それは簡単ですよ。

チョッと極論で言いますが

上司の立場で考えたら

現状では同じ能力で甲乙つけ難い２人がいたとします。

その２人とは某有名大卒君と高卒君だとします。

あなたなら将来を考えてどちらを昇進させますか？

単純にどちらのほうが今後伸びると思いますか？

これが一般論ですよ。

これが常識ですよ。

私達はその一般的な常識の中で戦っているわけですから

それを受け入れた上で仕事をしないとね。

問題は

あなたが高学歴の同僚と同じレベルにあるということが問題であり

あなたはその高学歴の同僚より１,５倍も２倍も３倍も

業績も力も示さなければ

一般社会だってサラリーマン社会だって勝ち抜けませんよ。

私が社会で戦いながら感じるのは

私みたいに学歴の低い人のほうが優位に立てるのは

弱い人の気持ちが分かる

できない人の気持ちが分かるということです。

お客様でも会社でも弱い人や

できない人のほうが圧倒的に多いわけですから

彼らの心を知っている、

動かすツボを知っていることです。

そこでリーダーシップを発揮すれば

あなたも昇進間違いなしですよ（笑)

出来て当然、努力して当然、

勉強して当然という人たちには

絶対にわからないツボなんですけどね（笑)