世界196カ国の中でも
「働くことを善」だと
信じているのは
儒教とプロテスタント思想の
洗礼を受けた国々の人々だけ
それは日本、韓国
アメリカ、ドイツが主
たった数カ国だ
日本人にとって働くことは善であり
「働かざるもの食うべからず」
というくらい厳しい国だ
それでいて小さな島国なのに
世界の経済大国を目指して子供を産んで
人口は世界195カ国の中で10位
生きるためには
食料と資源の輸入が
必要不可欠であり
そのために
輸出立国政策をとり
外貨を得なければならない
状況もあった
その方法が
トヨタ式で代表される
徹底的省力化高性能型工場であり
さらに日本ならではの
元請け下請け二重構造による
中小下請けの生業型生産形態の
維持による競争力の確保なのです
これが上手に
社会制度として生かされている
世界でも日本だけの特殊構造が
世界を席巻しているのだが
欧米人はなかなか理解できない
ちなみに
日本の中小企業が生産性が低いのは
世界で戦う大企業の高生産性の維持を
献身的に裏で支えている
それを壊したら
日本の製造業は崩壊する
話を戻すと
それでいて日本人は高教育人種であり
各自がエリート性を持っている
大企業、中小企業問わず
高技術の高品質を武器とするのが
日本スタイル
日本人は絶えず現状肯定型なので
変化しながら
個人としても社会全体としても
ポストコロナ社会にも
余裕で付いていけると思います
最後に
その他大勢の国々のように
「労働は罰」という
洗礼を受けていたら
今頃人口3000万人ぐらいで世界46位
自給自足でのんびりとしていただろうか?
「働くことが善」という
世界でも稀な洗礼を受けてこなければ
今頃日本は無かったかもね。
サトーカメラ 代表取締役副社長
日本販売促進研究所 商業経営コンサルタント
佐藤勝人