「愛ある商人」は世界共通だっていうこと

１９５１年から開催されている
日本の商業をリードし続けている
商業界ゼミナール
 
 
私佐藤勝人は
この商業界ゼミの
何にシビれるのか？
 
 
それは日本を代表する
チェーンストアや
有力専門店を
多く輩出してきた
伝説の商業界ゼミナール
だからだ
 
 
そして
登壇講師は日本有数の
商業コンサルタント
また
その時代をリードする
実務家だからだ
 
 
その本質である
日本を代表する
チェーンストアや
有力専門店を輩出できなくなれば
このゼミは魅力なくなるだけだ
 
 
そして今回は
第８５回商業界ゼミナール
今年の全体のテーマは
愛・真実・利益三位一体の商い
 
 
私佐藤勝人も
講師陣に名を連ね
有り難いことに
１１度目の登壇
 
 
初登壇が２００４年３９歳
２００３年から
月刊誌商業界で連載がスタートし
その内容が
特に若手商業者を魅了したからだ
 
 
私の今回の講演テーマは
得意の戦略・商品・販促・組織
マーケティングでもなく
 
 
私の真骨頂でもある人育て
これからの社員教育
業績を上げる商人の育て方
上司ではなくお客さに褒めてもらう
環境を作るのが商人教育
 
 
という
文部科学省にまで評価された
人材育成をテーマに８０分
 
 
日本・中国・インドでの現場の
人材育成のエピソードを交えて
 
 
店の役割は
その地域の
「普通の子」たちを集めて
「愛ある商人」に
育てていくことであり
 
 
「愛ある商人」とは
お客さんと
平等であり
対等であり
お互いに自由であること
 
 
そこに
「お客さん目線」という
真実が生まれるわけであり
 
 
商売を通して育成する商人に
精神論も綺麗事も必要ありません
 
 
商人は毎日の商売で
真実にぶつかって
現実にぶつかって
「自我と調和と打算」の中で
育てていくのです
 
 
いろいろな
業種業態を指導し
更には人種を超えて
現場指導をしていると
直面するのは
善悪の基準は国によって
地域によって
立場によって
違うことを知りました
 
 
善悪の基準は国で変わるが
真理は世界共通だ
真理を探求し続ける商人を
育て続けることが日本の財産であり
「愛ある商人」は
世界共通だっていうこと
 
 
もちろん
勝人塾に参加されている方は
毎度のことなのですが
初めて聞く方々は
目ン玉ひん剥いて
かぶり付いてきましたけどね
 
 
みんな本音の部分で
勝負したいんだよね
 
 
ヨロシク
 
 
第３２２４号