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佐藤勝人のブログ・一刀両断

第732話 独自性を生かしたマーチャンダイジングの競争時代です!

今週2社の個別訪問指導先の

商品構成問題の現場で

もう一度気づかせていただく。

同質化の大量消費の価格競争の時代から

ローカルチェーンならではの、

中小チェーンならではの、

独自性を生かした

マーチャンダイジングの競争の時代へ

これだけモノがあふれている時代に

どこでも売っている商品を扱っても

特徴や個性も無く

ありきたりのものばかりをたくさん並べて

売っているだけでは

お客様の支持を得ることは出来ない。

まずは商品とその品揃えの仕方について

他店にない魅力、

他店では得られない、

ありきたりではない価値が

実現されてこそ

独自性のマーチャンダイジング力を発揮する

小売業の品揃えは

そのマーチャンダイジングの優劣が鍵を握るんです。

リスクを背負って自店のお客様に向かい合うこと

リスクを背負って売る商品を決めること

昔からのメーカーや問屋依存型の

売れる商品追求型マーチャンダイジングの功罪が

ありきたり横並びばかりを生み出し

ものまね商法ばかりを引き起こしてきました。

結果として同質同類競争を生み出ばかり

物流とスケールメリットの戦いばかりで

せいぜい店の大きさと販売価格の違い

バイイングパワーを持っての規模の拡大で

メーカーや問屋を叩くだけか

自店の利益を削って安く販売するかぐらいしか

差別化が出来なくなったのが現状です。

お客様の立場になって

ニーズを察知し

メーカーや問屋と一緒になって

今までになかった新しいものや

他店では買えないもの

従来の商品より良い商品を

見つけ出したり掘り出したり

開発したりして調達する。

この独自性の領域へ

どこまで踏み込んでいけるかが経営の肝

まさに価格競争から

マーチャンダイジングの競争時代へ

どの業種業態も突入していることを実感する。

ヨロシク

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この記事を書いたのは
佐藤勝人</br>Katsuhito Sato

佐藤勝人
Katsuhito Sato

日本販売促進研究所 代表取締役社長
サトーカメラ株式会社 代表取締役専務

「第732話 独自性を生かしたマーチャンダイジングの競争時代です!」への3件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
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    TEL03-3294-1801 
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    (株)商業界 販売部
    TEL03-3224-7478
    FAX03-3585-6523

    ④「日本一のチラシはこうつくれ」

    (株)文芸社 販売部販売企画課
    TEL03ー5369ー1561 
    FAX03-5369-3066

    ヨロシク

  2. SECRET: 0
    PASS:
    靴屋を始めようとしたとき、
    多くの方から、この様なアドバイスをいただきました。
    「靴業界はABCとチヨダ(流通センター)だけになる。
    小さいところは、全て吸収されるんだ。
    今のうちに、どっちにつくか決めておいたほうがいい」

    確かに、経済効率を考えたらそうなるのかもしれません。
    しかしこういった理論を展開している人はお客様の事を「消費者」と呼んでいます。
    お客様には一人一人の個性があります。価値観だって違う。
    これを一色単に「消費者」にまとめるのは違うと、実際に商売をして肌で感じます。
    「消費者」ではなく「お客様」
    そう考えると規模が小さくたって商売が面白くなってきます。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    ペイイチさん ありがとうございます!

    昔はペイイチさんも職業柄

    経済学者みたいなことを言っている時もありましたね(笑)

    今では立派な商人、そして実務家。

    消費の二極化なんて言っている

    馬鹿な経済学者も多いですが

    日本は発展途上国じゃないよ

    歴史と文化と価値のわかる国。

    十人十色の多種多様だから

    面白いんです。

    ヨロシク

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