商業界元社長
商人舎 結城義晴氏の人気ブログ
小売流通業、ホスピタリティビジネスに
エブリデー・メッセージを発信し続けている
「結城義晴のブログ毎日更新宣言」で紹介された
昨日の日本フランチャイズチェーン協会の
気になる記事から
一部抜粋させて頂きました。
日本フランチャイズチェーン協会が、
記者会見で
会長の土方清さん(サークルKサンクス会長)らは語った。
「コンビニエンスストアが深夜営業を減らしても
二酸化炭素の削減効果は小さい
たとえ全国のコンビニ約4万2000店が、
営業時間を朝7時から夜23時に短縮しても、
削減できる排出量は現在の4%程度にとどまり、
国全体の二酸化炭素排出量の0.009%にしかならない」という。
佐藤勝人談
私はこの発言にすごく情けないと思いますし
そしてすごく腹立ちます。
経営者として言いたいことは十分わかりますが
あまりにも次元の低すぎる発言だと思います。
俺たちコンビに業界だけの問題ではないとでも言いたいのか?
それが真実だとでも言いたいのか?
業界のリーダーの言うセリフではありません。
それなら
自分ひとりが環境を考えても意味が無い。
政治家が悪い!国が悪い!大人たちが悪い!
だから俺は車のエンジンをガンガン吹かしまくるんだ!
と言っている
暴走族となんら変わらないと思います。
また、どうせみんなもやっているんだ
俺ぐらいはいいだろうと
粗大ゴミを放置している
無責任なおっさんとなんら変わらないと思います。
私たちサトーカメラ全社あげても
国全体の二酸化炭素排出量の
0,00000000000001%も満たないですが
サトカメ本部をはじめサトカメスーパーカメラセンター
サトカメ・サトカメミニ・サトカメスタジオ・サトカメフォトショップ
栃木県内18店舗全店店内のエアコン温度2度上げ
制服のカメラマンベストを脱いで
全アソシエイトは7月よりポロシャツになる予定です。
また、この季節、
天候によって外の明るさが変わるので
看板は時間で動く自動タイマーを解き
毎日目視でスイッチを入れる手動にしました。
自分たちのできることから
アソシエイト達もみんなで
少しでもCO2削減に努めています。
もちろん、これからもズーっと。
これが私たちの姿勢です、行動です。
でかいことを言いたい頭でっかちのおっさんの気持ちもよくわかるが
一人の人間のできることなんてこんな程度。
でかいこと言う前に「自ら変われ」
「言うは易し行動は難し」
「考えているうちは何も変わっていないひとつの行動が変えるんだ」
これって若造経営者の他愛も無い
無駄な努力ですか?
ちなみに
このブログでも紹介した2007年9月23日号
第404話 「隣の親父さんからのお叱りに学ぶ!」も
読んでみてください。
ヨロシク
「第671話 日本フランチャイズチェーン協会さんそれは無いだろう?」への8件のフィードバック
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佐藤勝人の著書4冊を集中拡販したいです!
大小問わず雑誌社、メディア関係、業界誌、
商工会議所、商工会、商店街、
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TEL03ー5369ー1561
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はじめまして。
著書、ブログをいつも参考にさせていただいているファンの一人です。
今回の件は私も非常に共感いたします。
温暖化対策は、たとえ中小企業・個人店でも社会的使命と
思って必死に頑張っているんですよね。
日本フランチャイズチェーン協会の発言は
正直無責任にもほどがあると思います。
売り上げのことだけを考えるのが協会の使命か、と。
私も憤りを感じて、思わずコメントさせていただきました。
失礼致しました。
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うちの実家の近くに セブンイレブンが開店した1979か80年は
朝7時から夜11時までの営業でした。
だから セブン イレブン ってゆう名前だったと思いますが(^^)
素人の私は「24時間営業すること」に意味があるとは思えない。
日本フランチャイズチェーン協会 会長の発言は
昨日100万人のキャンドルナイトを実行した人達を悲しくさせますね。
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maeda@販促代理店さん ありがとうございます!
はじめまして!
7月8日(火)山口県下関商工会議所様でセミナーです。
ヨロシク
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Cache-Cache さん ありがとうございます!
さすがそうなんですよね!
なんでも仕組みで物事を考えるのは
重要なことなのですが
現実は何も変わっていない。
難しく考えないで
まずは目の前のゴミをひとつ拾えばいいじゃん、
間違いなくひとつは綺麗になったという事実がある。
それと同時になぜ目の前にゴミが落ちているのか
どうすればゴミが落ちないのか
仕組み的に考える
それは経営者として業界のリーダーとして当たり前のこと。
目の前のゴミも拾いながら考えないと
視座がズレてきますよ。
人間そんなに賢くないですよね(笑)
ヨロシク
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え、そうなんですか!下関で!
セミナー絶対行きます!お会いしたいです!
まだ定員になっていなければ。
教えていただき、ありがとうございます!
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今回の記事に関しては3つの問題点がありました。
①商業と環境に関する根本問題という観点。
②日本フランチャイズチェーン協会という団体の立場という観点。
③朝日新聞をはじめとする新聞の取り上げ方の問題。
根本の問題としては、誰しも環境に反することには反対のはずです。しかし立場が、自己の意思に反したことを言わせてしまうこともあります。それを新聞が面白おかしく取り上げる。今回は、いずれも負の方向に作用してしまいました。
コンビニやフランチャイズチェーンの業界としては、ずいぶんマイナスになったと思います。
だからこそ、業界の内部から、いわば身内から、きちんとした批判が出なければなりません。私はそう思います。商業者が皆、そう考えていると、社会から断じられてはいけません。声を上げなければならないと考えています。これも、目の前のゴミを、ひとつ拾うことと似ています。
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結城義晴さん ありがとうございます!
事実は「新聞に面白おかしく出された今回の記事」
わかるからこそ黙るのではなく
わかるからこそ言う。
言うことが行動の始まり。
そして今日のサトカメ店長会で再確認
再認識し勉強になります。
ヨロシク