第４話　それにしても我々社会人は楽だよね！

家の息子の「ゆうじ」は高校２年生の高校野球児だ！
そんな「ゆうじ」が今朝、県大会３回戦で負けた理由を教えてくれた。

オヤジそれはカンタンだよ！！！！

対戦相手の県大会優勝の甲子園出場校は１日１０時間の練習を
１年間３６５日で合計３６５０時間、たった２年間で７３００時間も練習している。

「ゆうじ」の高校は１日６時間の練習に週に１日のお休みもあり
１年間３００日で合計１８００時間、２年間で３６００時間練習をしている。

と、いうことは単純に「ゆうじ」達は甲子園出場校の２分の１しか練習していないんだから勝てるわけないよね。まあ、その２倍の練習量を跳ね返すぐらいの超人的な肉体でも持って生まれていれば別だけどね！

それなら、どうすれば甲子園に行けるのか！
同じ目標の相手に勝つには
最低限同じ練習量か、それ以上の練習量を加えないと無理だよね。
戦い方の前に最低限の練習量が必要になってくる。

それでは、なぜ高校野球ってこんなに大変な練習をするのか？って、
それはたった３年間という短期間で県大会に優勝し、
たった１校だけがその難関を突破する。
こんな短期間で全国レベルになろうとすること自体が無茶なんだけどね！

無茶だから価値があるのかもしれないね。

あの甲子園出場校のように２年間で７３００時間の練習を
今の「ゆうじ」の高校ペースでするならば約４年もかかってやっと同レベルに達するよ。
それじゃ高校卒業しちゃうよ！（笑）

そんな笑顔の「ゆうじ」を見て・・・・・・・・・

それにしても我々社会人は楽だよね！
だって町内で１番か、市内で１番でもなれば充分商売繁盛だもんね！

そんな「ゆうじ」は、
今度、大阪遠征試合でＰＬ学園と練習試合なんだ！
ＰＬ学園の土、持って帰ってくるから（＾＾）だって。

目標はすでに甲子園からPLの土へ？