第３５３話　単純作業を単純に終わらすな！　

宇都宮本店の店回りがあまりにも汚なかったので
我慢できず自ら率先して見本となって
「こうやるんだ」ということを教える為に
ゴミ拾い＆草むしりを自分に課し始めて早１年超。

毎日散歩している近所の人らしき
数人の年配の方に
私はいつも挨拶をし会釈をしていました。

お客様でも知り合いでもなんでもない通行人です。

ただ毎日私のゴミ拾い＆草むしり中に
私の前を散歩しているから
お話はしたことも無いが
毎日のように顔合わせれば
顔馴染みになるから
私は「おはようございます」と挨拶をする。
そして相手は笑顔無しの会釈で返す程度です。

それが昨日は珍しく
その年配のオヤジさん
それも２人から
１年を過ぎて初めて
「いつもご苦労様ですね」って
声をかけてくれた。
はじめて笑顔で口を開いた瞬間だった。

私がビックリしたぐらいです。

更に宇都宮本店の隣の床屋の奥さんも
店から出てきて深々と頭を下げて
「いつもありがとうございます、ご苦労様です」って声をかけてきた。

更に更に道路挟んで向かいのクリーニング屋の奥さんも
深々と頭を下げて「ご苦労様です」って言ってきた。

今日は珍しく４人にも
私が挨拶する前に
相手から声をかけられました。
なんだか気持ち良いものでした。

ゴミ拾い＆草むしり
宇都宮に居るときは毎日３０分
しかし、毎日毎日そんなにあるのか？

それが、たかだかゴミ拾い＆草むしりでも
私がやると毎日毎日
ゴミ袋に一杯一杯になるんです。

普通の人ならば
ゴミが落ちているからゴミを拾う程度だから
１０分ぐらいでササッと終わってしまうことでしょう。

それでは退屈だろう、
それこそ使い走りがやる仕事だ、
だから仕事がつまらないんですよ。

たかだか単純作業を
単純に終わらせるから
単純作業となってしまうわけで
自分の血や肉や身にならない
つまらない仕事になっちゃうんだ。

たかだかゴミ拾い＆草むしりでも
私はエキサイティングに攻める。

だから仕事が楽しくなるんだ！

具体的には

掃除は一気にやらない
ひとまずは駐車場全体をとらえサラッと仕上げ
現場の状況を把握する。

その次に
まずは一番車通りが多いところから
一番人目のつくところを更に細かくゴミ拾い＆草むしりをする。

それから店の駐車場に入る車の流れを読み
その駐車場に入るまでの交差点から道路から歩行者道路と
それこそ隣の床屋さんの店前も隣の家の前までも
サトカメの駐車場に入るまでの
車運転の視覚に入る道端を
隅々までゴミ拾い＆草むしりに入る。

場所柄一番車通りが多く一番人目のつくところだから
キチンと掃除されているのかされていないのかは一目瞭然。
そしてゴミ拾い＆草むしりの様子も
通行中の車や人に見られていることを意識しする。

そして通りがかりの人には挨拶又は会釈をする。

たかがゴミ拾い、たかが草むしりでも
私にとってはその３０分間は
すべてが攻め！攻め！攻め！

ゴミ拾い＆草むしり一つ一つが
私にとっては
サトカメの写真の品質最高基準の違い
こだわり具合をゴミ拾い＆草むしりを通して
店回りから違いをわかってもらうこと
行動と形と仕上がりで伝えることです。

汚い厨房に良い料理人はいないって言うのと同じで
お客様を厨房には入れないが
私は品質の違いを店回りから表現しています。

その違いを良い大人はわかるんです。

そんなお客様に来てもらいたい
価値の違いが見える
立派な販売促進なのです。

ゴミが落ちているから拾うのは仕事とは言わない。

ゴミ拾い＆草むしり
宇都宮に居るときは毎日３０分間
そんなにゴミがあるのか？
雑草が生えているのか？

しかし、たかだかゴミ拾い
たかが草むしりでも
私がやると毎日毎日
ゴミ袋一杯一杯になる。

毎日毎日３０分間かけて
ゴミ袋一杯一杯になるまで

店回りから

サトカメの看板商品
写真の品質基準の高さを表現する

販売促進をかけています。