第３３３話　経営者は目先を追うな！中堅幹部は目先を追え！

経営者は１日のうち殆どの時間は
３年後５年後１０年後の対策に時間を費やします。

３年後５年後１０年後に
より大きい成果の上がる問題に
取り組まなきゃならないんです。

それなのに昨日の
佐藤勝人の経営一刀両断ブログ
「第３３２話　責任を果たす為の自己認識法！」でも紹介したように

調べてみると殆どの経営者は
昨日必要だったことばかりやっているのではないでしょうか。

それどころか３０分後に効果の上がることばかりに
振り回されているんじゃないですか。

実は目の前の目先のことを考えるのは
中堅幹部の仕事なんですよ。

ということは
あなたが経営者の仕事をやらずに
中堅幹部の仕事をやっているから
３年経っても
５年経っても
１０年経っても
業績は相変わらず。

そして業績悪化の道へ辿るのです。

だから立場によって
考える仕事の内容が
変わることも知ってもらいたい。

店長は競合店対策の為に常に
お客様の喜ぶ集客や催しを現場レベルで考え
そしてもう一つはお客様に対しての顧客満足を考えるべきであって

商品部の競合対策は常に
いかに理念に沿った新しい品目を見つけ出し
効率良く集中させ在庫コントロールしながらを考えるべきです。

ということは
競合対策一つにしても
立場によって取り組み方が変わってきます。

自分の仕事すら充分に果たさずに
他のことに「ああだこうだ」言われても

もちろん勉強熱心なのはわかるが
まずは自分の立場での仕事を全うしてもらわんと！

みんな
勉強熱心で前向きで良い人だけで
終わってしまいます。

言い方変えれば

ただの好奇心旺盛なやじ馬にはならないように！

何が自分の立場で

何が自分の役割で

まず取り組むべき問題は何なのか！