即戦力で使える部下が欲しい
という経営者が多い
だけどチョッと待って
あなたにとっての即戦力って何なの？
どこから即戦力が生まれるの？
そうやって我々は育てることを忘れて
教育にお金を足すことを忘れて
自社だけがいかに楽に簡単に
お金を稼ぐかかばかりを考えているから参っちゃう
確かに即戦力を入れることによって
一瞬は楽に稼げても
そんなの一瞬の話だよ
確かに即戦力を集めれば
繁盛店なんてスグ作れるよ
しかしそれを永続的に継続させられるか
さらに次への拡大路線を狙うのか
どちらでも好きな方向へ進めば良いと思うが
どちらにしても成長しなければ
継続も拡大もない
と言うことは
永続的に即戦力を集めるのか
それとも自社で育てる環境を
つくるべきかに尽きるのだ
どこの会社だって
永続的に即戦力を集めたがるが
そんなところにお金を使っているんだったら
今すぐ人件費の１０％を教育費に当てるべきだ
人件費を１０％カットしてでも
自分の給料をカットしてでも教育費を捻出し
社員に教育を与えない限り
社員は自然に成長なんかしません
たとえば
自分の子供を学校へ通わせたり
塾に通わせたり
ピアノを習わせたり
スイミングスクールに通わせるのと同じこと
誰だって勉強することによって
能力を身に付け成長するわけだ
自分の子供にはそんなにお金を使っているのだから
自分の子供以上に稼いでくれる
かわいい部下にも
自分の子供以上に教育を与えないとね
色々なセミナーへ参加させるも良し
もちろん部下にとっては
他流試合に行くようなものだ
または社外からコンサルタントを雇って
社内で勉強会をするも良し
部下は所詮部下
上司は所詮上司なんだよ
部下にとっては
上司の意見が聞けない時も多い
同じことを言っても社外のコンサルタントが言うと
部下は随分と素直に話を聞くものだ（笑）
私だってサトカメでは
充分と直接指導をしているが
最後に行き着くところは
所詮私は部下にとっての上司
部下とは上司の顔色を伺うもの
そして上司に甘えるもの
それはしょうがない人間の性
だから私だって
私の意を汲んでいる経営コンサルタントに
店長幹部教育＆副店長幹部候補教育を
月に一回だけはお願いしている
言ってる事も
やっている事も
私が言っていることと同じなのだが
部下は真剣な眼差しで聞きながら
勉強している
それが当たり前の仕組みだ
要は即戦力が欲しければ
自社で育てろということ
それが自社にとっての土台となり
文化となることだろう
その教育投資が
日本企業をここにまで成長させてきた
我々が即戦力に目を奪われて楽することで
人間を育てることを忘れてしまうことが一番怖い
それでは良き指導者も育たなくなる
ちなみにサトカメでは
「カメラ写真の技術」
「商売の技術」
「マネッジメントの技術」を
意図的に教育を与えながら育てています
時間だけで見るならば
店 長 クラス＝１ヶ月３０時間＝年間で３６０時間
副 店 長 クラス＝１ヶ月２０時間＝年間２４０時間
一般アルバイトクラス＝１ヶ月１０時間＝年間１２０時間
惜しみなく教育を与えています
まずは教育だって質より量
量が質を生む
そうやって「教えることが教えられること」を
繰り返すことによって
良き指導者も自動的に育ってきます
良き指導者＝「実務の整理」と「理論の整理」が出来ている実践者
我々は即戦力を待つのではなく即戦力に育てること
子育てと同じで時間は掛かるが黙っていては育ちません
また社内だけではなく社外へもどんどん飛び出させて
他流試合させることで刺激を得て
社内に良い影響を与えさせること
いまどき箱入り娘や箱入り息子じゃ
会社はどんどん弱くなるだけだ
全国で開催されている
勝人塾の特長は
本人に気づかせ鍛えあげる
本物の経営者及びリーダーを育成しています
問題や原因が具体的に見えて
具体的に会社の業績を変えることが特徴です
次回
第２０回とちぎ勝人塾は７月２５日（木）
この夏！全国の勝人塾は下記の通り
７月 ９日（火）「にいがた勝人塾」新潟県新潟市開催
７月１１日（木）「とうきょう勝人塾」東京都内開催
７月２５日（木）「とちぎ勝人塾」栃木県宇都宮市開催
７月３０日（火）「わかやま勝人塾」和歌山県田辺市開催
７月３１日（水）「おおさか勝人塾」大阪府大阪市内開催
８月 １日（木）「ぎふ勝人塾」岐阜県岐阜市開催
８月 ２日（金）「なごや勝人塾」愛知県名古屋市開催
ネットで検索してください
お問い合わせは
katsuhito@satocame.com
