第１３７話　誕生週間！今日も三つ子の魂を追わせてもらった！

本日１２月２１日で４２歳を迎える佐藤勝人の誕生週間として
私の原点である三つ子の魂を今日も追ってみました！

２２年前２０歳の冬
いかに騙してラクして稼ぐかしか考えられなかった時代・・
人の痛みも全然わからなかった時代・・
人生を舐めて生活しながらも夢も無かった時代に・・

私が求めていた本物の大人
サトカメ伝説に一番の影響を与えた
第二の親父に出会ったのだ！

親父とは現在栃木県少林寺拳法連盟の
理事長を務める束花一郎（ソクカ　イチロウ）氏だ。

当時から親父は栃木では名の通った天才鬼拳士だった。
その彼が今から２２年前３６歳で独立し支部道場を立ち上げた。
その第一期生として数合わせの為に
それこそ裏ルートから送り込まれたのが私だった！

天才鬼拳士の束花氏の道場として
恥ずかしくない門下生を育てるために
それから３年間毎日のように・・・・地獄の猛特訓が続いた！
今では伝説となったハード練習三昧の日々。

私はこの時、初めて集中すること一生懸命やることを覚えた。
もちろん集中して一生懸命やらないと病院送りになるからだ！

彼は見栄えだけではダメだという。
実戦で役に立たなければ本物の拳法とは言わないという。
だから毎日が突き・蹴り・乱取りの実戦的な殴り合いだった！

その中でも私は彼の第一の門下生で
天才鬼拳士の子分にして
「天才」と言わしめた
スピードと柔軟性を兼ね備えた武闘派拳士に育っていった。

そんな拳法を通して親父が伝えたかったことは
社会で役立つ人間形成と指導者育成が本質であることを教えられた。
どんなことをやるにしても「すべては人、人、人、人の質にある」という。

だから拳法を通して
若造にケンカ殺法を教えれば
粋のいい兄ちゃんが集まってくる、
そんな若造どもに
親父は社会人として真剣に向き合ってくれた。
我々みたいなチンピラに対して
愛を持って真剣に叱り怒鳴ってくれた唯一の大人だった。

そんな３６歳の大阪出身の束花一郎氏の真剣な姿が
私には凄くカッコ良く見えた。

自分の人生の中で
はじめて真剣に向き合う大人の素晴らしさを感じた瞬間だった！

そしてリーダーが率先して行動し
愛を持って怒鳴る叱ることを目の当りに体感した瞬間だった！

その真剣な生き様こそがカッコイイと思えた瞬間だった！

はじめて本音で生きる大人と付き合った。
俺も将来こんな大人になりたいと感じた。

その頃、道場では天才と言われている私でも
一つ社会に出るとただの不良少年扱い・・
束花の親父の為に俺も実像社会で頑張りたいと感じた！

そんなパワーの源が後押しして
サトーカメラ大型専門店１号店出店へと導いていったのだ！

この経験が今も私の人材育成の根底にある！
この経験がサトカメ道場の根幹の部分だった！

この過去の経験がサトカメアソシエイトに対しても
経営コンサルタントとして活動している時でも
真剣に向き合う人材育成へと活かされている。

商売を通して真剣にアソシエイトと向き合う大人のカッコよさを
若造達に伝え育てるのも我々経営者の役割だ！！！！！！！！

私にとっての育ての親父だった。
もちろん束花の門下生として
結婚の仲人まで
やってもらった正真正銘の親父だ。

今でも親交があり家も近所で
年に数回は酒も酌み交わす。
すでに２２年も俺の親父だ。

しかし、今まで
商売のことで彼に相談したことは無い。
経営のことで彼に相談したことも無い。
人材育成のことで彼に相談したことも無い。

それこそ色々教わったのは
初めて出会った頃の３年間だった。

本日４２歳になって

気づけば

育ての親の役割とは

ある一つの本質を短期間で徹底的に植えつけさせて
あとは自問自答させるクセをつけさせること
答えはすべて自分にある！！！！！！！！！！

またそれが自立なのかなあって思った。

４２歳になって「すべては人、人、人の質にあり」
育てるのもまた「人、人、人の質にある」ことを実感する。