同業者の「HOW、どのように」ばかりを
真似していれば
結果は早いけど
自分の頭で考えることをしない
自分の頭で考えないことを
続けていることが
それが一番怖い
商売の基本は
「いつ、いつまでに」
「どこで、どこが」
「誰が、誰に」
「何を、何で」
「なぜ、どうして」
これだけを常にハッキリさせること
それさえハッキリすれば
「HOW、どのように」は
自分の頭で考え
好きなようにやればいいんだよ
標準化とは
「最低限これはやってね」
ということ
それなのに
「HOW、どのように」を
有り難く教えてもらい
自分が「その通りにできたか」
「できなかったか」を
検証しているから
バカバカしい
お客さんを
全然見ていないことが問題だ
目の前のお客さんの
仕草や顔色や表情や反応を見て
自分の頭で考えて
お客さんの背中を
押してあげられないことが
一番の問題だ
私の指導法はこうだ
「友だちと合う感じで」
「友だちに薦める感じで」
「友だちのように接すること」
勿論相手はお客さんだから
敬語にすればいいだけだ
友だちと話す時に
イチイチ台本書きますか?
前日から練習しますか?
話し方なんて
「前後したっていい」
「何度も同じこと言ってもいい」
「まとまっていなくてもいい」
お客さんは
言葉を聞いているのではない
あなたの一所懸命さや
お客さんのことを
わかろうとする姿や
熱意に共感するんだよ
それが接客の極意だよ
それは何度も失敗を繰り返し
数回の成功を振り返ること
その差が実力として
年月とともに顕著に現れる
商売は「HOW、どのように」を
教えてもらって
できるものではない
「習うより慣れろ」
ヨロシク