私が「商業界」に取り上げられたのが
2003年2月発売の3月号だった
私の処女作
「日本一のチラシはこうつくれ」が
2002年6月に発売され
これが売れた
ビジネス書マニアの方々に取り上げられ
「ある意味ビシネス書の概念を壊した」
「タイトルと内容がぜんぜん違うのが刺激的」
「現場の人間が書いた骨太の本だ」
ストレートで斬新な表現だと
高い評価をいただいた
こういうビジネス誌に
掲載されたら嬉しいという願望から
書店でビジネス誌を買い漁り
各社10冊づつ十数社に
献本したのを覚えています
その中の1社が「商業界」だった
その年
2002年12月笹井編集長から
「商業界」への執筆依頼をいただいた
その「月刊商業界」1発目の掲載で
強烈なインパクトを編集者と読者に与え
連載がスタートしたことを覚えている
それまでの「月刊商業界」は
主に大学教授とコンサルタントが
寄稿するから
論理的思考に偏り過ぎていた感もあった
その中にあって
現役の実務家であり
コンサルタントという
2つの立場を理解した佐藤勝人論が
日本中の商業者の心に
ズバッと響いたのは
間違いなかった
その頃から執筆者も
どんどん世代が入れ替わり
最近では第7世代と言われ(笑)
地域一番化戦略の「佐藤勝人」
ワクワク系マーケティングの「小阪裕司」
エクスマの「藤村正宏」が
常連筆者として
誌面に名を連ねるようになっていた
奇しくも「商業界」
最終号となってしまった
通巻903号
2020年4月1日発売の5月号には
堂々と特集と連載とダブルで
私だけが8ページもの
誌面を割いてくれていた
緊急特集は
「新型コロナウイルス対策」
有事の時の佐藤勝人論がココで生かされ
短期集中連載には
「中小店が知っておくべきアメリカと中国」
アメリカ視察と言ったら佐藤勝人だと言わしめた
実は2019年10月から原稿料も
リテイルマネジメントスクールや
2月ゼミの講師料も
一切振込まれてはいなかったことは
もちろん承知の上だった
それは他の先生達も
同じだったことでしょう
しかし
この最後の特集記事を読んで
内容はもちろん大満足ですが
現場編集者の厳しい立ち位置と立場を
十分理解させて頂きます
よって私佐藤勝人は
すべての債権を放棄させて頂きます
それでも不思議なことに
私にとっての「商業界」とは
ただただ感謝しかありませんでした
商業界編集部の皆様
最後の最後まで
本当にありがとうございました
ヨロシク
合わせてチェック!
この記事を書いたのは

佐藤勝人Katsuhito Sato
日本販売促進研究所 代表取締役社長サトーカメラ株式会社 代表取締役専務




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