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佐藤勝人のブログ・一刀両断

仕事とは社会に求められるわけだから、用無しになればリタイアするしかない。

私は「仕事をしないことが幸せ」
という一元的な捉え方が
あまり好きではない
 
 
仕事とは相手に求められているわけだから
相手に求められる人間であり続けたい
用無しになれば
リタイアするしかないんだけどね
 
 
私の10代は
「いかに仕事をしないように」
「仕事は苦痛」
という捉え方の人間だった
 
 
私の20代前半までは
何の才能もなかったので
「何か夢中になって打込めるもの」
「何か人に影響の与えられるようなこと」
「人から尊敬される人間になりたい」
朧気ながら思っていた・・・
 
 
今からスタートして何になる?
私の人生ではもう手遅れか?
俺は何もできない人間?
という不安も確かにあった
 
 
とにかく何かのプロを目指すのに
いまさらスポーツや芸術では
追いつかないし無理だし
 
 
ならば好きではないけど
目の前の仕事に
目の前の商品に
一眼レフカメラ販売に特化したら
それがスルスルと売れるわけですよ
 
 
それは自分と同じ視点に立って売ることが
丁度、顧客視点に合致したということ
「カメラは好きでもないけど
子供の想い出だけは残してあげたいという親心」
撮影は家族の中でも
父親の役割でもあった時代背景もあり
 
 
一眼レフカメラ販売では
日本一レベルの販売量となり
そこで自信をつけた私は
勉強もせずに売れた自分を
天才だと思い込んで有頂天だった
 
 
30才になり天下無敵の私に向かって
「カッちゃん勉強しろ」と進言したのが
ソニーのトップ
「先ずは「三国志」を読め」
世界で戦うシグマの山木専務は
「世界を見ろ!世界で戦え!」だった
 
 
自分の人生設計を立てたのもその頃
その頃は一気に成り上がって
50才前には夢のリタイア生活と思っていた
 
 
要は有頂天になり
20代前半の頃の
素直な自分の想いまでも忘れてしまい
自分のことしか考えない
単なる馬鹿人間になっていたことに
勉強することで気づかされたわけで
 
 
20代は実践の場で
何でもいいから一番になって
勘違いでいいから
自信をつけることが重要
 
 
そして30代は
その実践での自信を持ってから
勉強をすることにより
ガキの頃の教科書勉強とは違う
実践と一体化した
リアルな勉強ができるので
それが実に面白かった
 
 
お陰で自分を取り戻し
何が起きても慌てず腐らず
長期的展望に目を向けることができ
人生を賭けて大義を成し遂げる
「仕事しかできない人間」に
なってやろうと決めたのが
30代後半
 
 
40代で実践と勉強を両立させた
「論文=著書」を厳密には37歳で出版し
自分の頭で考えて論を立てることで人脈を広げ
NOと言わず何でもやることが
視野を広め知見を広めていく最大の術
 
 
待ちに待った50代でやっと
「自分は何ができて」
「自分は何がやりたいのか」
「市場は私に何を求めているのか?」
ここでやっと
「集中と選択」ができるわけですよ
 
 
それは人生のピークであり
脳と人間のピークである60代の10年間
自分自身の本番を迎えるため
全てが下準備みたいなもの
 
 
それから70代になって
後進と共に併走して
80代で後進に道を譲り
90代で第一線から現役を引退する
 
 
99歳まで老害にならずリタイアせず
一生勉強し学び仕事をし続け
「人に影響を与え」
「尊敬される人間になる」
 
 
「自分の為だけに生きて何が面白い
仕事を通して世の為になるから面白いんだよ」
 
 
ヨロシク
 
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この記事を書いたのは
佐藤勝人</br>Katsuhito Sato

佐藤勝人
Katsuhito Sato

日本販売促進研究所 代表取締役社長
サトーカメラ株式会社 代表取締役専務

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