自分がやるのは得意だけど、それを教えるのが得意だとは限らない。

仕事の中で
自分が得意な仕事が
必ずあるはずだ
 
 
その得意な仕事を
先ずは部下に譲るのさ
 
 
自分がやるのは得意だけど
それを教えるのが得意だとは限らない
その自分の得意を部下に教えるのよ
 
 
得意だからこそ
得意気に教えられるのさ
最初は教えることが下手でも
自分が得意な仕事を
教えることであなたも勉強になるし
自分の得意なことを教えることで
独り善がりの得意だったものが
そこで初めて客観性や論理が身について
多面的に普遍的に
考えられるようになるんだ
 
 
もちろんイライラしますよ
だからみんな言いますよ
「自分でやったほうが早い」ってね
 
 
そんなこと私は
とーっくの昔から
経験済みですから
 
 
それでも教えるわけさ
そうすることで
自分の得意な仕事に対して
更なる磨きがかかるしね
 
 
部下だってあなたの得意を
尊敬しているわけだから
そこを学びたいわけだしね
 
 
そうやって
自分は自分の得意な仕事を
部下にやらせている間
自分の時間が空くわけさ
その時間を利用して
自分が知らない仕事
自分が余り得意でない仕事
自分が苦手な部分を克服するのに
その仕事が得意な先輩や後輩に
教えをいただくわけよ
 
 
そうやって
新しいことを知る度に
自分の未熟さを知るのであって
だから謙虚さなんて言うのは
意識しなくても
勝手に謙虚になるわけで
 
 
そうやって
得意の幅を一つ一つ広げて
ゼネラリストを目指していかないと
大手のような
それしか出来ない専門バカじゃ
中小企業では
全然飯も食えないんですよ
 
 
ヨロシク