大人が描いた今年流行りの「いい子ちゃん」を演じらされている就活生。

奈良＝滋賀＝神戸の遠征三連戦
宿泊先の大阪市内
淀屋橋界隈は
就活の学生で
賑わっていた
 
みんな同じ格好して
皆同じ色のスーツに
同じデザインのスーツ
靴も髪型も動きも
言葉遣いも
やたらと真面目で
誠実で控えめで
前向きで素直で
ハキハキと爽やかに
大人が描いた
今年流行りの
いい子ちゃんを
演じている
 
それを見て
初々しいと
喜ぶ大人たち
 
就活セミナーを受けて
今年風にアレンジされた
いい子ちゃんを演じている
就活生たち
個を殺し演じる姿が
私には痛々しく映る
 
新卒だとか
就活だとか
そんな意味のないところに
拘っているのは
日本人ぐらいだろう
 
もちろん
新卒
就職
就活を
仕掛ける会社がいて
毎年それらに
踊らされているだけなのだが
 
我ら中小企業にも
そんな学生が
就活用の仮面を被って
やってくる
 
それを見て
もう春だなぁ?
うちもいい子が
来るようになったと喜ぶ
経営者たち
 
それも滑稽だ
 
ある意味
日本の風物詩ともなった
 
これも含めて
ニーズの創造かぁ
 
頑張れ就活生
健闘を祈るが
しかし
ここは正念場では無い
何度失敗しても
慌てることはない
 
もっと
自分が活躍できる
良い会社
楽しい会社は
星の数ほど
沢山あるから
 
ヨロシク