私たち中小零細企業は
何事も一つに纏まって
みんなで一致団結
みんなで一歩づつ
積み重ねることが大好きで
気付いてみたら
エイエイオーと
感情的になりがちです。
それらに反すると社内で
イジメや無視に村八分
だから我慢して従うしかない
その我慢が仕事だと諭され
そして
酒を酌み交わし
みんなで盛り上がり
行くところまで行って
行き詰まって挫折して
後悔して反省して
また反対方向に
みんなで戻ってくる。
それらを繰り返すことで
謙虚になることを諭され
謙虚じゃなかったから
失敗したのだと
自らに言い聞かせるのだ。
私が思うには
基本的に議論に対する考え方に
問題があるのだと思います。
殆どが議論になると
感情的になり
親が正しい
先輩が正しい
経営者が正しい
上司が正しいといように
どちらが正しいか
正論を競い合ってしまうもの。
終いには
上を敬え感謝しろ
誰のお陰だと思っているのだ
という始末。
議論とは正論の言い合いではなく
どちらが正しいかの競い合いでもない
議論の最大の目的は
１００％完璧なんてない
立場変われば
環境変われば
時間が変われば
ズレが生じるもの
だから常に
７０％で動きながら
３０％の客観性を持って
許容範囲を広げて
包容力を高め
感情的な一致団結を防ぐために
議論を重ねるものだと思っています。
１・まずは自分の意見を言う
２・それから自分と異なった
人の意見に耳を傾ける
３・そこから問題点を絞り込み
４・解決のための選択肢を挙げ
５・妥当性と実現性を検討し
６・バランスを考えた上で実行する
これらの議論も重ねず
精神論で
やれば出来る必ず出来る
本気になれば必ず出来る
さらに感情論で
みんながやっているから
そう決まったから
やらないと怒られるから
一致団結１００％
みんなで一緒に１００％
歩調を合わせて１００％
必ずやるぞ
やり抜くぞと
会社のために働くから
抑止力もなくなり
不正・隠蔽・虐めが
起きるのです。
一致団結して
会社のために働くことこそが
一番危険なのです。
ヨロシク
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