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佐藤勝人のブログ・一刀両断

第895話 商人ならお客様に感謝されるように追求せよ!

猫も杓子も

「感謝しなさい」

「感謝しなさい」と

大人は私たちに言います。

私はいつも言います!

それは「商人」として勘違いするから

勘弁してくれ!

私は「商人」としていつもこう言います。

「あなたがお客様に感謝されなきゃダメだぜ!」

「あなたがお客様に感謝する前に、

 あなたがお客様に感謝されなさい、

 それが商売の原点じゃないのか。」

お客様から

「ありがとうね」

「悪かったね」

「助かったよ」

「また来るね」という感謝の意思表示をもらって

その言葉を聴いて

私たちはいい気にならずに

お客様に感謝する。

それが商売の自然の流れだよね。

それは私たちがお客様に感謝されるような

商品・品質・態度・姿勢・コミュニケーション・サービス等、

私たちの価値を足したからではないでしょうか。

それが感じられなくて

お客様は不満に思っているのに

商人の方は笑顔でお客様に感謝しても

お客様からしたら

「いいから商売ちゃんとやってよ~」だよね。

ということは

「お客様はいつも我慢して

 当店で買っていただいて

 ありがとうございます!感謝します。」ってか?

それでは、本末転倒。

もちろん

お客様に

「テメーこのヤロー」って怒鳴られて

これは悪いことしてしまったと我に返って

お客様に済みませんでしたと謝り

そんな自分に気づかせていただいたことに

お客様を逆恨みするのではなく

お客様に感謝する。

それは当然のこと。(笑)

相手が感謝するということは

まずは自分が

それ相当に尽くし行動をしなければ

相手に感謝されないと思いますよ。

あなたは

そんな薄っぺらな対応をしておきながら

言葉だけで「感謝します」と言われても

それこそ

お客様からしたら

ありがた迷惑!

まずは

「おまえが感謝されるような商売をしてくれよ!」

私たちは常にお客様に

「ありがとうね」

「悪かったね」

「助かったよ」

「また来るよ」

そのありがたい言葉をいただきたくて

たとえ瞬間的だったとしても

一所懸命尽くします。

その言葉をお客様から頂くのが

商人としての心意気であり

その言葉を頂いて私たちは

腹の底から

「こちらこそ、いつもお世話になって

 本当にありがとうございます。

 お客様のほうこそ

 いつも気を使って頂いて

 私たちは本当に感謝しています。

 これからもよろしくお願いいたします。」

を込めて

満面の笑みで

「ありがとうございます」と

お返しさせていただいています。

言葉以上に伝わるもの

それが「顔」「表情」「目」なんですね。

それらを

すべて表しているのが

「腹の底からの湧き出る感謝」なんですね。

「俺はそれがたまらなくて商売してるのさ!」

「それが俺たちの純粋に湧き出るパワーなのさ!」

「それがお客様を裏切らないように

 必死に勉強し価値を高め徹底するサトカメ魂なのさ!」

全然まだまだですがそれを追い求めているのさ!

もう一度最後に

本末転倒の商人が多いから一言

「お客様に感謝する前に
 
 お客様に感謝されるようになれよ、

 それが商売の原点だよ!」

だから俺たちは

価値を追求しているんじゃないか!

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この記事を書いたのは
佐藤勝人</br>Katsuhito Sato

佐藤勝人
Katsuhito Sato

日本販売促進研究所 代表取締役社長
サトーカメラ株式会社 代表取締役専務

「第895話 商人ならお客様に感謝されるように追求せよ!」への8件のフィードバック

  1. 富山@柴田

    SECRET: 0
    PASS:
    佐藤先生、富山@柴田です。心から共感致します。

    教えられた笑顔だけの販売員、低姿勢なだけの販売員、強引なだけの販売員。お客様の事より、まずは予算。

    そう、百貨店レディスが売れない。

    売る技術を教えない百貨店アパレルは、すでにお客様に夢を与える場ではない。売れないのは百貨店にも責任あり。

    と、私もいつも講演で、訴えております(笑)。ただ、格式高き商業界のゼミナールでは、私ごときが、言っても良かったか?わかりませんが…(苦笑)。

    佐藤先生の、感謝される販売員…共感です。

    アパレルの、お客様から感謝される、技量と、知識、そしてプロトーク。少なくなったと思います。

    百貨店アパレルの今の面白く無さは、笑顔だ、丁寧に、おぎじの角度、本当に大切なのは、プロとして求められる事。

    アパレル販売講師としての私が言いたいこと、そのものが佐藤先生の広義な、商売哲学と重なりあう気がします。

    あまりの共感に、思わず書いてしまいました。

    私も、今月、東京のSC、埼玉のSC、の講演で吠えさせてもらいます(笑)。

    感謝されろ!と(笑)。

    素晴らしい、佐藤先生の哲学、感動です。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    富山@柴田さん ありがとうございます!

    ここに食いつく君はやっぱり「変人だ」(笑)

  3. 富山@柴田

    SECRET: 0
    PASS:
    あれ?ホントだ(笑)!

    そういえば、この日の、佐藤勝人ブログに対して、コメントには、自分1人ですね(ガハハ…爆笑)!

    では、また、興味あるブログに、食いつきにまいります!

  4. SECRET: 0
    PASS:
    こういう内容って

    誤解されるから書きづらいよね。

    だけど

    柴田さんのコメントでホッとしたわ(笑)

    ありがとう!

  5. 富山@柴田

    SECRET: 0
    PASS:
    いえいえ、佐藤先生の、親愛なるギャグは大好きです(笑)。

    そして、わたくしの、ほんま、普通の方とブログのツボの押さえどころの違う場でのコメント発信に、変人と表現されたとこに、的確でナイスな突っ込みだ!!! と(笑)。

    また、まいります(笑)!

  6. SECRET: 0
    PASS:
    柴田さん ありがとうございます!

    結局この世の中には

    経営コンサルタントと言うよりも

    インストラクター先生ばかりなのさ

    だから薄っぺらな先生達を

    茶化すわけよ!

    お客様には受けるのだが

    面白くないんだろうね

    すると出入り禁止になるんだ(笑)

  7. 富山@柴田

    SECRET: 0
    PASS:
    確かに、と思います。

    自分もおととし、千葉県のY市の某大手SCの店長様達に講演させていただいた時、

    「覆面CS調査で、満点とる店と、(お客様からの信頼である)売上がある店とは別だよ!! 覆面調査員はあくまであなた達を販売調査票を元に評価するが、お客様はあなたや、店が、自分に必要かどうか、で評価するからね! CS覆面調査なんて関係ないんだよな!」

    と、真実を全店長の前で、語ったら、それを聴いてた館のエライ方から後で、「柴田さん、我々は、CSの覆面調査を毎年行ってるので、ちょっとそういう表現は誤解をうむ…」と、やんわり注意を受け…(苦笑)。

    ダメだぁ、この館は!と…(笑)

    現場の真実を、誤解している人達もいるんだなぁと感じました。

    (あれ?こんな話題じゃありませんでしたっけ?…爆笑)

  8. SECRET: 0
    PASS:
    柴田さん ありがとうございます!

    結局はいまだに

    「支配者」と「労働者」的発想なんだよね。

    高度成長時代は隣と同じにしておけば

    それでよかったんです。

    峠を過ぎると多種多様化時代に入ります。

    するとトップ一人の考えがすべてに繋がらず

    売れる答えはすべて現場寄り

    お客様寄り。

    そうなると支配者は

    昔のように支配できなくなるんです。

    販売士2級持っている人と

    売れる人は違うのと一緒です。

    しかし知識資格を得ることができます。

    覆面調査はなんか資格でももらえるのですか?

    管理したいという

    支配者のエゴに過ぎませんね(笑)

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