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佐藤勝人のブログ・一刀両断

第83話 釜飯に感じる商売人の心意気はどこへ!

先日セミナー会場へ向かう途中
秋の薫り漂う
山々を眺めながら
列車に揺られガッタンゴットン・・・

秋晴れの中、

中年オヤジの一人列車の旅・・・

周りは紅葉狩りへ向かう
おば様達やら
行商中のおばあちゃんばかり(^^)

紅葉の秋、日本の秋、風情漂う秋

昼食に途中駅で釜飯を買い

釜飯のふたを楽しみに開けると
釜の陶器に入った器だけの
見栄えだけが釜飯か・・・

なんとも味気ない・・・

無意味な見栄えだけが釜の陶器で
器が本来の機能を果たしていない・・・
売価750円の釜飯もどきを
ため息混じりに食うオヤジ・・・

見栄えだけか・・・
効率を考えるとしょうがないか・・・

そんなこと言っても
本物の釜飯を作ろうと思ったら
1つ販売価格いくらで出来るのよ!?

ちょこっと高く払ったって
本物の釜飯を食べたいよ
1000円でも
1200円になっても良いよ

1品1品この釜飯の器で炊き上げて
本物のおこげも付いていて
器は焼けたあとが残っている
冷めても充分上手いだろうね(^^)

そういう本物の美味いを追求する
商売人の心意気を持っている経営者はいないのか!

なんでどこもかしこも
企業の効率ばかりを求めて
上場企業の工場の理論ばかりまねるのよ・・・
すべては株価を上げる
会社を大きくすることだけかい・・・

商売人にとって商品は命、
その商品に対しては効率を追求した偽モノの追求ばかり・・・

なんで目の前のあなたの商品を買ってくれる
本当のお客を無視するんだろうね・・・

なぜ本物を作ってやるという
商売人の心意気が消えうせてしまったんだろうね・・・

なぜ安くして量を売ることだけしか考えられないんだろうね・・・
なぜそれだけが持てはやされ商売の正論とされるのだろうね・・・

なぜ企業の効率と拡大成長だけがすべてで
目の前の商品と本当のお客は二の次なんだろうね・・・

大手思考のバカヤロー!
ローコストオペレーションのバカヤロー!

日本の伝統的な
手間暇かける
バリューコストオペレーションを復活させようじゃないか!

俺は本物の釜飯が食いたい!

ただそれだけだ!!!!!!!!!!

列車に揺られながら

釜飯に向かって

心で叫びながら

釜飯をモクモク食べていると・・・・

隣の席の80歳ぐらいの
行商らしきおばあちゃんが

私に向かって

「あんちゃん、美味しく無いだろう!?」だって。

ヨーダか!?

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この記事を書いたのは
佐藤勝人</br>Katsuhito Sato

佐藤勝人
Katsuhito Sato

日本販売促進研究所 代表取締役社長
サトーカメラ株式会社 代表取締役専務

「第83話 釜飯に感じる商売人の心意気はどこへ!」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    ヨーダか!?って オチ、涙がでるほど、笑えた。
    一人パソコンの前で泣いてる私。
    ヒーッ o(>o<)o

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