第６４６話　君の望んでいない大人への道へ進んでいるぞ？

毎週日曜日、

私佐藤勝人のケータイには

各店舗の数名の若手アソシエイトから

私と彼らひとりひとりとの間で約束を交した

「一点集中販売」の

途中経過の報告連絡が入るようになっています。

毎週毎週、直接電話で

直接進捗情報の報告を受けてあげる

やさしい佐藤勝人。

もちろん店長や副店長や先輩アソシエイトから

販売の指導を受けているのは充分わかりますが

毎週毎週、直接電話で

直接指導をしてあげる

サービス満点な佐藤勝人。

そして、その彼らの毎週毎週の報告を

凄く楽しみにしている佐藤勝人。

スタートして４週目

しかし、先週はついに１０人中４名ものアソシエイトから

連絡が入らなかった・・・（笑)

もちろん個人の業績が思わしくなく

報告しづらくて電話をかけられなかったということぐらいは

百も承知。

そして昨日、

私から彼らに直接連絡を入れる

お節介な佐藤勝人（笑)

その電話に超慌てている彼ら（笑)

佐藤勝人　　　　「どうした？先週の連絡がなかったけど～？」

若手アソシエイトＡ「あッ、忘れていました。」

佐藤勝人　　　　「嘘つくなよ～。」

若手アソシエイトＢ「今週は連絡しなくていいのかな～っと思って・・」

佐藤勝人　　　　「誤魔化すなよ～。」

若手アソシエイトＣ「・・・・・・・・」

佐藤勝人　　　　「裏切るなよ～。」

君は今週の目標が達成されていないから

連絡しづらかったのはよく分かる。

佐藤ｊ勝人　　　「しかし、どんな理由であれ約束は破るなよ、
　
　　　　　　　　　俺はズーッと楽しみに電話を待っていたんだぞ。」

若手アソシエイト「ホッ、ホントですか・・・」

佐藤勝人　　　　「なぜ君は平気で裏切り、平気で相手を傷つける？」

俺は君の業績が悪いくらいで君に怒ることはないよ。

しかし、嘘や誤魔化しはダメだぞ。

相手を裏切るようなことだけは絶対にするなよ。

それだけは許さないぞ。

なぜ君は目標に近づけないのかわかるか？

君はいつも自分のことばかりで

いつも自分の都合ばかりで

相手の気持ちなんか全然考えないんだ。

ということは

君はお客様のことを全然考えていないんだよ。

君は５年後１０年後２０年後

将来どういう大人になりたい？

約束を平気で守らない

平気で誤魔化し嘘つく大人になりたいか？

若手アソシエイト「そんな情けない大人には絶対になりたくないです。」

佐藤勝人　　　　「しかし、君が進んでいる道は

　　　　　　　　　　間違いなく君が望んでいない大人への道を進んでいるぞ？」

若手アソシエイト「エッ・・・・」

佐藤勝人　　　　「君の尊敬する店長は誰だ？」

若手アソシエイトA「宇都宮細谷店の竹原店長です。」

若手アソシエイトＢ「宇都宮岩曽店の吉羽店長です。」

若手アソシエイトＣ「宇都宮本店の湯沢店長です。」

佐藤勝人　　　　「君達の尊敬する店長は

　　　　　　　　　　君達に対して平気で誤魔化し嘘をつく人間か？」

若手アソシエイト「そんなことは絶対にしないです。」

佐藤勝人　　　　「そうだよな！だから君達は尊敬しているんだろう！

　　　　　　　　　　それなら君達も先輩達のように尊敬される大人になれよ。」

若手アソシエイト「僕達でも将来、店長のようになれるんですか？」

佐藤勝人　　　　「君の頭の中では運が良い人だけが

　　　　　　　　　　いきなり成功者になれると思っているのかもしれないが

　　　　　　　　　　　１００％そんな人はいないから。

　　　　　　　　　　　毎日の君の行動の積み重ねが君の将来だ。

　　　　　　　　　　　それ以上も、それ以下も無い。」

君の業績が悪いことぐらいで俺はイチイチ怒らない。

それこそどうやったら達成するか一緒に考えようじゃないか。

俺は君達の成長に主眼をおいて考えているんだ。

俺は君達に成長してもらいたいから

販売を通して真剣に教えているんだよ。

俺が今日叱っているのは

それ以前の問題だよ！！！！！！！！！！！！！

君の望んでいない大人への道には進むな！

道を踏み誤るな！

若手アソシエイト「すっ、済みませんでした。」

佐藤勝人　　　　「謝らなくてもいいから、二度とそういうことだけはするな！」

わかったら来週また電話しろよ

ヨロシクな！